40年の会社勤務を通じて思う事は。企業にとって最も大切なものは「人」だと思います。
企業にとって大切なものは、理念であり、信用であり、利益でありと沢山あります。
しかしそのいづれもが、それを創りだす元は、「人」だと思います。
では「人」を育てるために、「人」が育つためには、何が大切なことなのか。
それは企業理念だ、教育だ、競争だと、古今沢山の事が言われてきました。
私はその根本は若い人達を「愛情をもって観ててやる」ことだと思っています。
学歴優秀な人材を集めて、教育訓練をしても優秀な官僚は出来ても、人材は育ってはきません。
企業(トップなり組織)が「愛情をもって若い人材を見守ること」、その事が「人」を育てるためには必須不可欠なことです。
わが子を育てるように、過保護ではなく、放任ではなく、必要な時には必要な手を差し伸べる、そんな会社であって欲しいと思います。
会社百年年の計は「人」にありです。