終末医療ーその2 | おやじの絵日記

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後期高齢おやじの絵日記です

昨日終末医療の必要性について書きました。
 
次に中村仁一さんという医師が「大往生したけりゃ医療とかかわるな」という著書で、終末医療について書いておられますので紹介します。
 
曰く
 
終末医療というのは人間の「生き死に」に関わることであり、「医療」で解決できる問題ではそもそもない。
 
まして人生経験のない医者や、心理学を勉強したセラピストが、「話を聞いて」して済む片付く問題ではないはずである。
 
「生き死に」は、きちんと向き合って、自分が引き受けるしかないのです。
 
人間は生まれてきた以上、全員例外なく死ぬのですから、早くから死ということについて、考えておくべきです。
                                         以上
 
医学界の異端児といわれる中村医師の面目躍如ですが、
 
精神的に軟弱な私なんかは、いざその場に自分が立たされた時には、
 
理屈だけでは自分を制御できるか、イマイチ自信が持てないですね。
 
確かに薄っぺらなセラピストや経験のない医者の話は要りませんが、
 
経験豊富で患者の立場にたってくれる人の助言が欲しいと思うでしょうね。
 
皮肉な話ですが、多くの末期ガンの人を見てこられた中村医師のような人ですね。
 
(笑)