今日は「中秋の名月」でしたが、生憎台風でまったくその風情はなかったですね。
実家では毎年父親が萩とススキを飾り、小芋とダンゴがお供えします。

後ろに見える緋色の屋根は「お稲荷さん」のやしろです。
実家では仏壇の他に、神棚、お稲荷さん、お不動さん、歳徳紳、などなど9種類くらいの神さまや仏さまがおられ、毎朝のお勤めが当主の重要な仕事です。
こういった伝統的な行事なり日常動作を、今までは他人ごとのような顔で傍観していたのですが、最近は年をとったせいか不思議に抵抗感がなくなりました。
会社勤めから解放されて気持ちに余裕が出来たことが大きいと思います。
日本全体ももう少し余裕を持てれば、落ち着いた世情になるのでしょうね。