子育て

 

我が家は男の子3人である。後から考えればこうだったなと思うことを書きたいと思う。

 

赤ちゃんのころ

子供は母親といつも一緒である。このころは離れることがめったにない。

ゆるやかな動作、落ち着いた態度、何はなくともかわいいという意識があった。

2~3歳のころ

このころはわんぱく盛り。いろいろなことに興味を示す。このへんで父親の出番。

ちょっと危ないかな、というところにもどんどんチャレンジして遊んだ。もちろん危険になる前にやめた。

幼稚園のころ

いろいろなことを覚えてきて生意気盛りである。

父親は少しその先を問いかけてみる。少し困らせた。そして一等賞に誘った。

母親はすごいねーと褒めた。現実には引き戻さず、強いことを褒めた。

いたずらもする。叱るよりも、どうしてそんなことをしたのか振り返る。そしてそんなことをしてしまったことにお母さんは悲しい、と子供に話した。お母さんは大好きだから、そのお母さんを悲しませた自分は悪い子、と反省したと思う。

小学校時代

字や言葉を覚えてくる。いろいろ覚えたことを話してくる。記憶が活発な時期だ。

父親はこんなこともあるんだよ、話のすそ野を広げてあげた。

母親は、また教えてね、お母さん難しいことすぐ忘れちゃうから、と言った。

お母さんは難しいことすぐ忘れちゃうから、ぼくがしっかり覚えていてまた教えてあげなきゃ、と思ったはずである。

中学校・高校

男の子は母親とはっきりと距離を置くようになる。

父親はごく現実的な話をする。将来を見通した話である。そして少し突き放す。お前の人生なんだからという態度である。

母親は、どうすればいいかな?、調べてみようか、など同じ方向を向いた当事者として接した。対面して顔を覗き込むようなことはしない。考える時間やフィールドをつくってあげた。急いた気持ちを落ち着かせてあげた。

そうしたことで、じっくりと自分の意志をもって取り組んでいくようになったと思う。

 

こうして書いてみると、子供の暗黙のリクエストに応えながら子育てをしてきたように感じる。父親、母親としての役割は大事だな、と思う。先日、生まれた時からかわいくなかった、という母親の人の話を聞いたが、にわかには信じられなかった。