高校三年生の息子が

先日遅番で帰ると夕食を温めて食べ終わる所だった


あっ、お帰り

所で木の弁当箱の洗い方教えて


息子の弁当箱は まげわっぱだ

普通の物と変わらない、けど

水気は切っておくがいいと伝えた


どうやら弁当箱を洗ってくれるらしい

着替えてリビングに戻ると

弁当箱と夕食の食器を洗い終わる所だった


助かるね、ありがとう!を伝えると

今日で弁当は最後だった

3年間ありがとう!


思いがけない言葉に嬉しくなりながら


惣菜だったり冷食だったり

味が薄かったり今ひとつだったり

色々だったな、と思う


高校三年はあっと言う間よ、とは聞いていたが

本当に早かった


体は大人になり

人として色々考えたり自分であれこれ

するようになり

どんどん離れて寂しさと

一人の時間は増えてきた


弁当は終わるが2月はもう学校には行かなくなる

暫くは昼ご飯を作るが、こちらも

ずっとではなくなるんだな、

子離れをしないとね、

同時に自分の時間を楽しむ様にしていこう


子育ては、ずっとは続かない

忙しくても子どもとの時間は永遠ではなく

貴重なものだった


保育園や小学校

まだまだ手のかかる頃は

自分の時間や一人に少しでもなりたいと思っていた


そんな時間が持てるようになると

寂しさと大事な時間であったことに気づく


3月一日は卒業式だ

本当に早かった


心配するより

安心しよう。任せよう

大丈夫と思うようにして

高校卒業するだけでよし!

きっとどうにかなるだろう


見張る

頑張らせる、を手放した


3年間で中学の頃より

水を得た魚のように

高校生活を楽しみ まさかの部活も続けて

成りたい職業を言葉にするようになり

目標に向かって努力するようになる


高校受験ですら勉強しなかった

市内で一番偏差値の低い工業高校に通い

期待もしていなかった


成りたい職業の試験に向かって

沢山勉強して遊びや好きな事もしながら

なんときっと無理だろうという試験に受かる


先生たちにも沢山応援されたり

面接練習やら代わる代わるに色々な先生にもしてもらい


そんな経験は

息子に自信も与えてくれたようだ


ありがたい!


お弁当のありがとうも

昔の息子なら言わなかったと思う


試験に受かっても今後は厳しい世界にいく

親としては実は心配た


だけと、

心配を手放したからきっと息子は

自分で考えたり変わったんだ

そう思ったら


心配するより

安心だよね


子離れしながら私は私を楽しもう!

まだ半年は家に居るらしい

子離れしながら貴重な時間を大事にしよう