伝筆講師伊賀明美の今お勧めmy Pick
こんにちは、伊賀 明美です。
昨日はオンラインで伝筆初級セミナーでした。
実は、オンラインでもしっかり理解してもらえるように、いろんな工夫をしています。
伝筆公式セミナーなどの技術アップの講座では、オンラインでもわかりやすいように、私の筆の運びや、描き方などを画面上で見ていただきます。
手を持って教えることはできないのですが、こちらの手を見てもらい、受講者さんの描き方を見ることで、その方に合ったアドバイスをすることができます。
結果として、画面の向こう側の受講者さんもしっかり理解してくださいます。
今回、こちら側の書き方を見せるために使っているセカンドカメラを、書画カメラに変えました。
学校の授業などでも使われる高性能のものです。
ズームアップをしたり、画像を展開したりもできるので便利。
畳むとこんなにコンパクトになるんです。
気になっていたけれども、学校などで使われるもののため、そんなに安くないんですよね。
今までも不自由していたわけではないけれど、どうしよう。
そんなふうに迷っていました。
でも、まだまだオンラインのセミナーは続きそうですし、よりみなさんに見やすくなるならそれでいいかなあと思い、買ってしまいました。
今回が、書画カメラの初出動。
1人で接続練習はしたものの、本番で使うのは、初めて。
やってみなければわからなかったこともありました。
ですが、カメラの切り替えはサクサクといく。
そして、やっぱり使えるズームアップ。
生徒さんの画面上ではどう違ったのか、わからないのですが、写る画面も大きくなったので、より見やすくなったのではないかなと思います。
まだまだ練習が必要ですが、取り入れてよかったなあと感じました。
技術アップの講座では必ず使っていきますので、楽しみにしていてくださいね。
さて、今回、受講していただいた方は、あるきっかけで自分の字に苦手意識ができたんだそうです。
それは、就職したばかりで、プレゼントを渡した時のこと。
メッセージをつけたら、それを「字が汚いのね。」と言われたそうなんです。
それが心に残っていて、今でも、香典袋の文字も書くのが嫌で、スタンプで押しているとのことでした。
こういうことを言われたら、ショックですよね。
言った方は、全く覚えていないのではないかと思いますが、ふと発した言葉が人の人生に影響を与えることってあるものです。
なので、前日の夜、「描けるのか、不安。」って思っていたんですって。
ですが、このとおり。
説明しなくても、旦那さまへの温かい気持ちが伝わってきますね。
彼女の優しさ溢れた1枚。
そして、息子さんへのメッセージ。
どんな時でも応援してくれるお母さんがいると、自信になりますうよね。
力強く、気持ちが伝わる作品です。
伝筆は飾って楽しむことのできるアートな作品です。
毎日、飾って見ることで、心の中に、「やればできる!」と刷り込まれるような気がします。
講座の最後に、感想を聞いてみたところ、
不安だったけれど、「やればできる!」と思ったと教えてくれました。
きっと同じように思っていらっしゃる方がいると思います。
でも、伝筆はそんな字が苦手な人にこそ、やってもらいたいなあと思います。
誰でも、1日で描けるようになります。
伝筆初級セミナーを500人以上教えてきて、そう自信を持って言うことができます。
伝筆初級セミナーは、7月6日(火)を予定しています。
オンライン、札幌、そして、HOME HOMEから場所をお選びいただけます。
詳しい内容はこちらをご覧くださいね。
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✳︎わでん伝筆講座
6月16日(水)10時〜12時【オンライン】
6月27日(日)20時〜22時【オンライン』
6月24日(木)10時〜12時【野幌公民館】
詳しくはこちらから
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