こんにちは。伊賀 明美です。

28日、マインドワーク®︎協会主催「言響一人芝居『鏡の法則』」の第一回目が上演されました。

もともと原作の「鏡の法則」を感動して読んだ私。

また、今まで実際に観たことのある方、主演の宮北結僖(みやきた ゆき)さんの想いなどのお話を聞いてきて、とても期待していました。

ですが、実際に観たのは初めてでした。

そこで、自分が体験しての感想をお伝えしていきたいと思います。





「鏡の法則」とは、どんなお話かというと、

息子がいじめにあっていることで悩んでいた主婦・栄子。悩んだ末、夫の知人でコンサルタントの矢口氏に相談する。
すると『あなたが大事なお子さんを人から責められて悩んでいるということは、あなたが誰か感謝すべき人に感謝せずに、その人を責めて生きているからなんです』と告げられた…。
問題を解決し、望む人生を実現する秘訣がいま明かされる。

という感動のストーリーです。


私は演劇をほとんど見ることはないのですが、気がつけば宮北さんの1人5役の演技に惹きこまれて観ていました。

文章で読むのも良いのですが、表情、声、そして、音楽。

主人公の栄子の気持ちがすごく心に響きました。





栄子は、息子のいじめを解消するために、関係の良くなかった父との関係を振り返っていきます。

具体的なセリフが心に響くとともに、観ながら私は自分の親との関係を思い出しました。


小さな頃、父は仕事で家にいたことがありませんでした。

父をいう存在を知ってはいたものの、家の中でも外でも関わった記憶はあまりありませんでした。


一方で、母は怖かった。

ワンオペで、金銭的にも余裕がなく、子供をしっかりと育てないといけないと思っていたのかもしれません。

いつも、母の顔色を窺っていた自分がいました。


思春期に差し掛かる頃、父が家で仕事をするようになりました。

すると口が悪く、人の目を気にしない父が嫌だと思うようになりました。

たくさんの人が歩いている中、酔っ払って道路に寝転がったこと。

お酒を飲んで記憶がなくなるらしく、毎晩毎晩、高校生の私に「この仕事をしろ」と言い続けたこと。

自分の意思は尊重されず、押しつけられた感じがして、すごく嫌だと思っていました。


若い頃は、両親のせいで私はうまくいかないと思って恨む気持ちを持っていたこともあります。

そんな私ですが、子どもを産んでから、親のありがたみを感じられるようになり、その当時の親の気持ちも少しはわかるようになりました。

以前と比べると、親との関係は格段によくなっていると思います。


でも、今でも大事なことを伝えられない。

道外出張に行く時、子どもの面倒を親にお願いして行かなくてはならない。

なのに、話したら、非難されたり、嫌味を言われそうな気がして、言おうと思うと声が出ない。

結局、朝早く家を出る時に言い捨てて行ったことも何度もあります。


考えてみると、自分のやりたいことはやらせてもらったし、28歳まで学生で居続けることも許してもらった。

今でも、こうやってたくさんお世話になっているのです。

いかに愛情をかけてもらっているか。


それなのに、ちゃんと感謝の気持ちを述べたことってないかもしれない。


劇を観ながら、そのことが頭を駆け巡りました。

そして、まだ私には、直接伝える勇気がないけれど、行動した栄子の素晴らしさに感動を覚えました。





お芝居が終わった後に、宮北さんが、ご自身のお父様とのエピソードを語ってくれました。

この鏡の法則のお話をもらった時、自分と父親の関係と同じだったので、一度は断ろうと思ったこと。

この鏡の法則をお父様に観てもらって、少し関係性が変わったこと。

倒れたお父様に「ありがとう」と「ごめんね」を伝えた後、お父様の身体に触れるようになったこと。

そして、最後にいただいたお父様からの言葉。

すごく伝わってきて、いつもほとんど泣かない私の涙腺が緩んで、ウルウルしました。


その体験が、自分のことをすごいって認められる原点になっているという宮北さんの言葉が響きました。

結局は、自分のために。
自分が幸せになるために、感謝を伝えることが大事なんだなと感じました。



実は、今回、母と一緒にこの作品を観ました。

オンライン開催になったので、家族と一緒に観られるようになったから。

ちょっと誘うのもドキドキでした。


母は即答で「いいよ」と言って、一緒に観てくれました。

座って、他の仕事をしながらだったけれど、ずっと観てくれました。

それも愛ですよね。

親とのお話だったので、ちょっと照れくさかったけれど、一緒に観られてよかったです。


その後、やっぱり大切なことを伝えられない私。

勇気が出なくて、隣にいたのに、直接感謝の気持ちを述べられませんでした。


母も、取り立てて、この作品に関する感想は伝えてくれませんでした。


でも一緒に観たことで、また関係性が少し変わっていくような気がしています。

もう少し時間は必要だけれども、両親に感謝の気持ちを伝えていこうと思いました。



終了後の宮北さんと、マインドワーク®︎協会代表濱田恭子さん、そして、実行委員のリーダー赤木きぬ子さん、3人の話もよかったです。

台風に今回のコロナと数々の困難が起こったものの、このお話をみんなに届けたいという想いで、視点を変えてこうやって開催に漕ぎつけた。

開催も、チャリティーも、そして、出演者やスタッフ、その他の皆さんの健康も諦めない。

どうすべきなのか、みなさんでたくさん話し合って、開催することができたこの講演。

奇跡的なことだなあとお話を聞きながら改めて思いました。


赤木きぬ子さんのお母さんへの手紙も必見です。

私は彼女の事情を知らなかったけれど、感動しました。

真実の話は、心を撃ちますね。





実際に自分が観て、やはり大切な人に観てもらいたい、そんな作品だという思いが強くなりました。


特に、もっともっと自分らしく生きたいと思っている方。

今抱えている悩みを解決していきたいと思っている方に観てもらいたいです。


特に、今は、家に篭っていなければならない時期。

そのことでストレスに感じている方。

家に長時間いるからこそ、家族との関係で悩まれている方。

そして、経済的な不安を抱えている方。

いらっしゃると思います。


このお話の中に出てくる「自分が解決できない問題は絶対に起きない」という言葉が、あなたに勇気をくれると思います。


第二回目の開催は5月9日(土)20時~10日(日)正午12時。
この間の都合の良い2時間で観ていただけます。

オンライン公演なので、ご自宅にいながら楽しんでいただけます。


オンラインが不安な方もいらっしゃると思いますが、大丈夫。

パソコンやスマホから簡単に観ていただけます。
オンライン視聴の方法

お申し込みページからも視聴サイトに簡単に飛べるようになっていますので、安心してくださいね。





言響一人芝居『鏡の法則』

【主催】
一般社団法人日本マインドワーク®︎協会

【日程】
オンライン公演
○土曜ナイト
5月9日(土)20時~10日(日)正午12時
※公演時間は約2時間です。上記の時間内にご覧下さい。

【料金】
1回観劇 6,000円

【プレゼント】
オンラインセミナー(約2時間)
人生のキセキを起こすワークブックセミナー (10,000円相当)
講師:日本マインドワーク®協会
    代表理事 濱田恭子



この公演の収益は、特定非営利活動法人 日本こども支援協会に全額寄付されます。


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