以前にボトムの選び方に関して「スカートか、ガウチョパンツか」を何度かテーマにしたことがありました。
ガウチョパンツのサイズの検討 | MTFのAkemiのblog イタリア児童文学・皆既日食・足摺岬が好き (ameblo.jp)
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レディースファッションは一気に取り入れたほうがいい | MTFのAkemiのblog イタリア児童文学・皆既日食・足摺岬が好き (ameblo.jp)
あのころは、「このごろのネイティブ女性がスカートよりもパンツを穿くことが多いのに対して、わたしはなるべくパンツを避けてスカートを穿くようにしている。その理由は?」というような話をよく書いたものです。
ネイティブ女性でない者が、シルエットをフェミニンに見せて「パス度」を上げるためには、下半身のシルエットをAラインにする必要があって、そのためにはパンツは避けてスカートにするほうが安心だから、というのがその理由でした。
しかしこのごろは、スカートはむしろ避けて、ガウチョパンツで外出することが多くなりました。
その理由は、ガウチョパンツでも、腰回りがふわっと膨らんで見えて、そこから下が裾広がりのAラインになっていて、丈は膝下丈ぐらいのを選んで買うと、シルエットづくりに関するかぎり、スカートの場合と変わらず、フェミニンにみえるからです。
そして近年になって、そのようなシルエットのガウチョパンツがたくさん手に入ったので、それを着て外出することが多くなったのです。
近年の女性がスカートよりもパンツを穿く機会が多くなったのは、たぶん生理用品の発達と関係があると、わたしは思います。女性の服装といえば、古来、ワンピースかスカートか、いずれにしても脚の部分は二股に分かれていない筒状をなしている服が標準だったわけですが、それはたぶん、女性の泌尿器の形からして、そのほうが排尿に便利であることに加えて、生理のとき、うっかり服に血液をつけてしまって、マナー上、好ましくない姿になってしまう危険性を避けることも理由であると思われます。
近年では、生理用品が発達して、後者のようなマナー違反を犯す危険性がほとんどなくなったので、どうせならいくらでも大股で歩けるパンツのほうが活動的であって、便利だということになってきたのでしょう。
それにひきかえわたしどもMTFは、パンツだと腰回りの広がりぐあいがネイティブ女性のようにふくよかでないため、普通のパンツを穿いたのでは、その欠点があらわになりやすく、シルエットがフェミニンなならないという悩みがあります。それを克服するために、腰回りにたっぷりギャザーの入ったスカートを穿くように心がけていたわけですが、同じ目的を達するためなら、かりに裾が二股に分かれていても、ふっくらと裾広がりのAラインのシルエットを作ってくれるガウチョパンツなら、同じ目的は達せられます。
というわけで、このごろのわたしは、膝下丈ぐらいのガウチョパンツを穿く機会が多くなりました。
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