一昨日の6月1日は「横浜開港まつり」の第1日で、お天気に恵まれ、パシフィコ横浜臨港パークの献血会場に骨髄バンク説明員としておもむいたわれわれボランティア一同も、楽しく活動することができました。が、空をよくよくながめると、けっこうあちこちに雲があって、青一色なんていうものではありませんでした。
それで思い出しましたが、日本の気象観測では、空の何割を雲が覆っているかを0から10までに数値化した「雲量」を基準にして「快晴」と「晴れ」と「曇り」の呼び分けをしていて、雲量2から雲量8までは「晴れ」と呼ぶことになっています。
実際、一般人が常識的に「今日は晴れだなあ」と感じるようなお天気のときでも、案外空のあちこちに雲があるもので、もし雲量5や6ぐらいの状態を「曇り」と呼ぶならば、日本の東京・横浜あたりの夏のお天気は、雨が降らない日でもほとんどは「曇り」になってしまいます。それじゃあ常識的な「晴れ」と「曇り」の呼び分けと合わないから、雲量8までは「晴れ」に分類しているのですね。
なお、以前にご紹介した「地球上のあらゆる地域の年間の気候:Weather Spark」というサイトは、とても有益な情報を授けてくれるサイトですが、
これは便利:「地球上のあらゆる地域の年間の気候」 | MTFのAkemiのblog イタリア児童文学・皆既日食・足摺岬が好き (ameblo.jp)
そこのリンクをたどって東京都の年間を通じての「どういう雲量の状態が24時間のうちの何%を占めているか」を表現した「東京都における雲量カテゴリー」という図をながめると、
東京都 の気候、月別の気象、平均気温(日本) - Weather Spark
夏の真っ盛りの8月上旬・中旬あたりでも、雲量が0から4ぐらいの範囲に収まっている時間はそんなに長くないということがわかります。