あの突然の訃報から満一年 | MTFのAkemiのblog イタリア児童文学・皆既日食・足摺岬が好き

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私は、イタリア児童文学が大好きで、皆既日食も大好きで、足摺岬も大好きな、団塊の世代に属する元大学教員で、性別はMTFです。季節の話題、お買い物の話題、イタリア語の勉強のしかた、新しく見つけたイタリアの楽しい本の話題などを、気楽に書いていこうと思っています。

 

昨年3月27日に、その少し前に入った突然の訃報について報告し、「老少不定」と題をつけましたが、

老少不定 | MTFのAkemiのblog イタリア児童文学・皆既日食・足摺岬が好き (ameblo.jp)

 

そのとき遺族となられた方が、昨日の晩、一周忌の所感をフェイスブックに投稿されました。

 

わたしはそれを拝見した真夜中に、コメント欄にお悔やみの言葉を書き込むとともに、動画を何かリンクしようと考えたのですが、最初は、↓これをリンクしてみました。

YT SPEED 16 9 JP (youtube.com)

シンガーソングライター岡本真夜さんが、若くして恋人あるいは伴侶に先立たれた女性の気持ちを、ファンからもたらされた2通の手紙が語る実話に沿って歌い上げた『この星空の彼方』の歌唱に、その由来の解説がついている動画です。そういう体験をした若い人の感じ方の最大公約数として、納得する点が多いからです。

 

(曲だけ版は↓こちら)

岡本真夜「この星空の彼方」Music Video - YouTube

 

ただ、二度寝して覚めた明け方、もういちどその動画を鑑賞してみて、「これを添付するのはどうかなあ?」と迷い始めました。

 

なんだか、「この曲ならあなたの状況と同じだから、あなたも共鳴するでしょう」と、わかりもしないわたくしが、さも理解できているかのように偉そうぶって言っているように取られかねないなと、感じ始めたのです。

 

もともと、もうひとつリンクする動画の候補があったのですが、それはキリスト教のお葬式でよく歌われる聖歌『神ともにいまして』。

聖歌「神ともにいまして」(桃色の優しいお花とともに) (youtube.com)

 

お聴きになってわかるように、安らぎと慰めに満ちた美しい曲ですが、ただ、キリスト教の聖歌であるため、宗教を押し付ける感じになってはいけないなと躊躇し、最初は「次点」として、リンクは遠慮していたのです。

 

でも、考え直してみると、特にキリスト教を信じろと押し付ける感じはないので、一般的な弔辞に添えてリンクする曲として使ってもかまわないのではないかと思えてきて、最初にリンクした『この星空の彼方』と差し替えることにしました。