中堀由希子さんもきっと天国から応援しています | MTFのAkemiのblog イタリア児童文学・皆既日食・足摺岬が好き

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私は、イタリア児童文学が大好きで、皆既日食も大好きで、足摺岬も大好きな、団塊の世代に属する元大学教員で、性別はMTFです。季節の話題、お買い物の話題、イタリア語の勉強のしかた、新しく見つけたイタリアの楽しい本の話題などを、気楽に書いていこうと思っています。

最近、岡村孝子さんの『虹を追いかけて』のすてきな動画を You Tube に投稿して下さったかたがいます。動画は1990年初秋の富士急ハイランドでのライブ映像と、1992年晩秋・初冬のアルバム『ミストラル』のコンサートツアーでのライブ映像とを二つとも画面に出した贅沢なダブル映像です(どちらのライブでも『虹を追いかけて』はアンコール曲として歌われています)。

 

 

 

その動画の下にわたくし Akemi がコメントをつけておいたように、1992年は、発足後まもない骨髄バンクのために、中堀由希子さんという愛知県岡崎市(岡村孝子さんと同郷)の若い女性が、病身をおしてドナー登録を訴えつづけた年でもありました。その年の11月、中堀由希子さんは、日本初の海外からの骨髄提供を受けることができ、「白血病は不治の病ではなく、適切な治療を受ければ全快に至れる病気なのだということを、身をもって示したい」との熱い思いを語っていましたが、残念ながら、闘病すでに2年以上におよび、体力が落ちていたため、移植後の副作用(GVHD)を克服することができずに、翌年1月に21歳で亡くなりました。

 

あれから26年。白血病の治療法は長足の進歩をとげていますから、中堀さんと同程度の重症の患者さんでも、今ならサバイブできるかもしれません。

 

いま、岡村孝子さんの白血病との闘いを、天国からいちばん熱い思いで応援してくれているのは、中堀由希子さんだと思います。

 

 

 

 

お墓参りサイト↓

 

 

 

 

(追記)

冒頭にリンクした動画は、投稿されて以来、出たりひっこんだりを繰り返していて不安定ですので、予備として同じ「虹を追いかけて」の別の動画を下にリンクしておきます。