人間という意味を考えてみる。 | shumiのブログ

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愛犬リリーが2019年5月に三回目の出産をしました。
これが最後の子育てになると思います。
応援して下さいね。

雛粂あやのさんのブログから心に留まった部分を抜き書きしてみました。

 

この回は日本人の自殺についてです。

 

 

 

 

 

転載、開始

 

生活が苦しいなどといった

外面的なことから

人は自殺するのではない

連帯を失った時自殺するのだ

 

エミュール・デュルケーム

 

 

つまり人は

 

社会から切り離される時

 

人との接触が減り無連帯になる時

 

自ら命を絶つ・・・

 

 

 

 

であるならまさに今日本は、世界は

 

自殺に最適な状況下にあるといっても

 

過言ではありませんね・・・

 

 

 

 

 

彼ら(諸外国の方々)は、特に

 

意識して頑張ってるわけではなくて

 

社会のシステムや世相全体の雰囲気が

 

「無理して頑張らなくていいんだよ」

 

とか

 

「家族や社会に甘えられる所は

 しっかり甘えていいからね〜」

 

 

ってなってるんじゃないかな。

 

サザエさんや

 

ちびまる子ちゃんのような

 

ライフスタイル(三世代同居)が

 

当たり前だった時代は

 

日本もきっと

 

同じような風潮だったはずです。

 

今の日本は核家族が基本となっていて

 

「一度進学や就職で家を出たら

 もう実家には戻らず

 結婚して家庭を築くか

 

 そうでないなら

 

 一人で生きていくしかない。

 

 それ以外は甘えであり

 恥ずべきことだ」

 

というような

 

暗黙のルールがあるように感じます。

 

 

家族の間にはあっていい、いや

 

根底にあるべき

 

「信頼感」とか「支え合う関係」

 

「誰かが大変な状況になった時には

 余力のある誰かが支えよう」

 

という助け合いの文化すら

 

なくなってしまったのかと思うと・・・

 

なんだか切ないです。

 

 

 

ぶっちゃけ

家族って生まれて死ぬまで

ずーっと一緒にいてよくない?

 

こういった状況の奥には

 

自分の本心や弱音は誰にも晒せない

 

弱みを見せたら負けだ・・・

 

と感じさせる

 

日本社会の空気があると思います。

 

 

 

 

昔なら職を失えば、誰か

 

友達や親戚の家に居候する

 

っていうのが普通で

 

「仕事ないなら、しばらくウチにおいで。

 また働けるようになったら

 お礼してね。」

 

っていう面倒見のいい人が

 

周囲に必ずいた気がします。

 

 

 

GHQによる

 

核家族化・家族の断絶の成果なのか

 

(朝日新聞 戦後70年特集)

 

 

それとも

 

日本人が薄情になっただけなのか

 

は分かりませんが

 

 

 

家族や近所付き合い

 

友達付き合いの情が薄くなっていった事

 

人と人の繋がりを分断していった事が

 

現代の日本人の心の弱さの

 

大きな部分を占めているのでは?

 

と思います。

 

 

いざという時

 

「助けてくれる存在が居ない」という

 

不安。

 

これが現代人の心の弱さの正体。

 

 

ほら、人間って

 

「人の間」って書くでしょ。

 

昭和のお節介なおじちゃんやおばちゃんを

 

復活させればいい(笑)

 

 

 

人の心に、ズカズカっと遠慮なく土足で上がってきて

「どーした?誰にも言わないから

 おばちゃんに言ってごらん」

って近寄ってきて。

 

信用して話したら

次の日には周囲の人に喋り倒されてて

みんなが知ってる・・・。

 

でもそれを知ったみんなが

少しずつ力を合わせて

上手い具合に助けてくれる、みたいな。

 

 

そんな社会が実は人の心を支えて

 

強くしてくれるんじゃないかな

 

って思います。

 

 

 

諸外国の人は、別に

 

メンタルが強いわけじゃなくて

 

まだそんな仕組みが

 

社会に残ってるだけなんじゃないかな。

 

 

 

以上、抜き書き転載終わり。

 

 

 

 

 

 

2023年3月夕張市の高校で卒業式があり、

 

PTA会長の挨拶がありました。生徒たちの心に寄り添った言葉を聞いてください。