寒い時期になりました。
毎年、一月下旬には一週間ほど真冬日が続くのがここの冬ですから、慣れっこですよ。
でも、今年は少し早い気もします。

さて、県の学力テストの課題と対策の〆切が迫り、研究主任から催促されたので、自分の担当の理科を書きました。
三学期は9週間です。
その中に、多くの行事があるので、授業時間に余裕はありません。
(授業もちょっと遅れているし)
だから、対策を立てても、それを実行するに十分な時間などありませんよ。はっきり言って、たぶん、計画だけで終わるでしょう。

こんな、最初からできそうにもないと思われる計画、学校には他にもいろいろとあるんです。
官製ではない、労働組合でもない研究集会に参加してきました。
そこで、話題に多く出た事は、県の学力向上のための施策全般に対する批判です。
私の県は、全国学力テストでトップクラスを取っていることを自慢しています。
しかし、それは全国テストや、県の学力テストの過去問題を何回も繰り返しドリルすることで維持されている事への疑問です。
マスコミの報道には、教師の指導力が高いとか、家庭の環境がいいとか、家庭学習ノートをやっているとか出ていますが、それよりも県内全部の学校がこうやってテスト対策勉強を、テスト1ヶ月以上前からやっているのです。すごいところでは年間を通していやっています。
教育委員会、指導主事は、過去問をくり返しやるように発言し、進めています。
管理職はもちろん、一般の先生方も、みんながそれに陰では文句を言いながらも従っています。
本県の教師は指導力があるのではなく、県の方針に素直に従う者ばかりなので、学力テストの点数が高いのです。
お上には逆らわない県民性なのでしょうかね。
県内の全ての学校が疑問を感じながら一斉に同じことをしています。
そして、学校の独自性とか地域性とかは二の次になり、テスト対策に時間が取られ、本来の授業が遅れたり、子どもたちが楽しむことのできる行事が減らされたりしています。
過ぎたるは及ばざるが如しです。

いつものことだけど、いやないやな、二学期の通知表の下書きの〆切が近づいてきている。
これさえなければ、いい仕事なのになあ、小学校教員は。
〆切に間に合った試しがない。
通信欄が嫌いだ。
何を書けばいいのか。
だいたい、他人にどうのこうに言うことなんかできやしないじゃないか。

しかも近年は、管理職が文書の内容を全てチェックする。
下書きが、真っ赤になってもどってくる。
誤字脱字なら良いが、文章のニュアンスまで変えられてくることもある。
「そんなにするなら、お前が書け。おれの文章じゃない。」
と、のどまで出かかるが、そこは大人なのでぐっとこらえる。
ストレスフルな、この時期でございます。

そして、こんなに心身を削って作成しても、どのくらいの保護者が書いた担任ほどの苦悩さをもって読むのだろうか。
かくいう私も、自分の子どもの通知表なんか、10秒も見ればお終いである。
だって、管理職に添削された、誰が書いても同じような文だからね。
面白くもない。
書店に行って、通知表の書き方記入文例集を見てご覧。
同じ文が並んでいるよ。