やっと僕は
チャンミンとふたりで 東方神起です と
いう決心がついた。

透明になった
あいつらの場所をのこしたまま。
5人の想い出が
いっぱいあるあのマンションは
後輩に譲ることにした…。
僕達二人には すこし広すぎるし…。
引っ越した新居のマンションは
なかなか荷物が片付かなくて チャンミンに叱られた…。
ヒョン!やる気ありますか?
ハイ…あります。
これでも精一杯。
これからは 自分のことは自分でやる!
新居では 僕はもう面倒を見ませんよ!
ペットボトルも 並べないで ちゃんと捨ててください。
ハイ…わかりました。
俺は いつも 年下のあいつに
どこか甘えている…。
いけないことだけど…。
今日も僕が ミュージカルに出かけて留守にする間に
きっと 僕のペットボトルはなくなっているだろう…。
じゃあ…いってくる。
あー!ひょん!
ふぁいてぃーん!
作曲部屋から 顔も出さずに返事だけが聞こえた…。
あいかわらず クールな奴だ。
あいつは いつも 僕が友達と遊びに行くと
一人で出かけると いやな顔してたっけな…。
ユノは 友情が大事なんだから…。
僕達の友情より…。
比べられるわけなんか…ないのに…さ。
ミュージカルを終えて 帰る途中
僕は いつものコーヒーショップへ立ち寄った…。
煙草をとろうとして
ポケットの中の くしゃくしゃの手紙に気がついた…。

いつのだろう…。
このコート 最近着てなかったから…。
日本語で書かれたファンレター。
わたしは ゆのが
いつまでも 5にんのりーだーであってほしい。
たとえ はなれてしまっても いつまでも。
えがおで
こんにちは とうほうしんきです。
みんな げんきー?
そういってくれる ゆのが すきだから。
また にほんでうたってくれるひを まっています。
ありがとう。
わかってるよ。
そんなこと。
いまでも そのつもりだよ… ぼくはね。
あいつらの場所は いまも ちゃんとあけてある。
ただ…。
僕らも たちどまっていられない。
あいつらが 自分達の力でやりたかったことを
模索してるように
僕らも 歩きださなきゃ いけないんだ。
その決心をするのに 1年もかかってしまったけど…。
やっと みなさんにその決心を明らかにするんだ…。
ずいぶん長く 待たせてごめんよ…。
僕は 携帯で メールを確認した…。
チャンミンは 映画を見に行って遅くなるらしい…。
僕は 彼女に電話した。
「今から ご飯たべない?」
「いいよ。」
「ねえ…プデチゲ作ってよ 激辛のをね…。」
「どうして…?」
「昔食べたチゲが 食べたくなったんだ…。」
「じゃあ…今から作るね…。」
僕は 彼女にマンションに向かった…。
「今日は珍しく わがまま言うのね…。」
「もうできてるの…?」
「うん…。」
僕は 彼女のチゲを食べた…。
おいしいけど…
あの味じゃないんだな…。
9年も一緒に食べた…あいつの味に慣れてしまった。
ダイエットのために
最後は あんまり夜食に付き合わなかったこと
今さら…後悔しても遅いか…。
「おいしい?」
そういって 心配そうに 僕の顔をのぞく彼女に

「おいしいよ 最高!」
って 片手でグーのポーズをして
彼女の頭を くしゃくしゃなでてあげた。
「ありがとう…。」
チャンミンから 焼肉を食べてるメールが来た…。
あれ?
なんでジムの子と 一緒なんだろ?
俺も早速 送らなきゃ…。
彼女と一緒で うらやましいかって!!
たまには俺も
友情より 愛の時があるんだから…
あ…
たまにだけどね…。