朱鴉宮  ――あけがらすみや―― -7ページ目

歴史時代作家クラブ賞授賞式に行ってきました。



兼業作家さんとライターちゃんと同人作家ちゃん 

 第六話 サービスエリア

 

作:朱鴉更紗  画:萩茶漬

http://inove.jp/sectionview.php?sectionid=662

↑こちらのURLをクリック

http://inove.jp/sectionview.php?sectionid=661


↑第五話はこちら。



http://inove.jp/sectionview.php?sectionid=660

↑第四話はこちら。

http://inove.jp/sectionview.php?sectionid=659


↑幕間フリートーク

http://inove.jp/sectionview.php?sectionid=658

第三話はこちら。

http://inove.jp/sectionview.php?sectionid=642
★第二話はこちら。

http://inove.jp/sectionview.php?sectionid=563

 ↑ 第一話はこちら



 【前回までのあらすじ】
 旅に出た作家一同、車の中に新キャラ、オタ作たんがいた。

 前回がランキング1位になっていて、驚きました&うれしかったです。
 そして一日で落ちましたw 厳しい


 歴史時代作家クラブ賞受賞式

 に行ってきました。




 ある会で時代小説家でこのクラブの会長さんの岳真也先生と知り合いまして、といいますか、毎年、二次会で一緒に飲んでましたのが岳先生でして、お招きいただきました。

 兼作さんでも書いた通り、朱鴉は満腹で行ったのですが、さすがにアウェーなのでバリバリ、料理を食べてしまいました(´・ω・`)

 そしたら、意外に出版業界は狭く、意外に知り合いが何人かいて、盛り上がってしまい、二次会まで行ってしまいました。

 楽しい会でした。

 ところで、パーティーのことを「兼作さん」で書いてから、

「いいな、パーティーなんて行けて」

 と、人から羨ましがられるのですが、



 仕事ですよ。


 基本は、ですが。

 ライターにとっては、貴重な
営業と情報収集と出会いの場でもあります。


 結果として楽しい晩のときはありますが、いわゆる歓楽的なイメージには程遠いのですが……。

 遊びに行くんだと思われることが多くて、びっくりします。

沖田総司 血よ、花と舞え/学習研究社
¥1,944
Amazon.co.jp

 
 今、読んでいます。
 さすがに、面白いです。
 新撰組好きにはたまらない小説ですね。
 有名な事実が多い新撰組ですが、時間が凝縮されているので、物語の展開が超スムーズです。
 沖田といったらやはり、「血」と「黒猫」のイメージで、不吉な伏線が効果的に前半から配置されています。


 
火男/朝日新聞出版
¥1,728
Amazon.co.jp

 
 今回、失礼ながら式までに受賞作を読んでいる時間がなかったのですが、新人賞のこの作品が実に面白そうでした。
 朝日時代小説大賞受賞作ですが、火を操る侍が85人で十万と戦う話みたいです。



 
面白そう( ゚Д゚)


綾辻行人先生「フリークス」と「兼業作家さんとライターちゃんと同人作家ちゃん」第五話更新



にほんブログ村


 待望の新美少女キャラ正式参戦


兼業作家さんとライターちゃんと同人作家ちゃん 

 第五話 旅に出ました①

 

作:朱鴉更紗  画:萩茶漬

http://inove.jp/sectionview.php?sectionid=661


↑こちらのURLをクリック



http://inove.jp/sectionview.php?sectionid=660

↑第四話はこちら。

http://inove.jp/sectionview.php?sectionid=659


↑幕間フリートーク

http://inove.jp/sectionview.php?sectionid=658

第三話はこちら。

http://inove.jp/sectionview.php?sectionid=642
★第二話はこちら。

http://inove.jp/sectionview.php?sectionid=563

 ↑ 第一話はこちら



 【前回までのあらすじ】
 「水曜ど○でしょう」の海外ロケ一発目のように、なかなか出発しない三人。
 「一応、借りたレンタカーでインターから高速道にはのった」



 今回から、新キャラ。

 イラストの四番目の女の子……オタク系作家、



 オタ作たん、正式参戦です。



 なお、大渡鴉先生とツイッターで、



「自分がモデルのキャラがいなくてほっとした」

「よくイラストを見てごらんなさい。まだ、出てきてないキャラが……」

「な……ん……だと?」



 というやりとりをしたのですが、くれぐれも大渡先生がモデルではないので、間違えないように。

 モデルでオタ作たんとかひどい名前をつけるほど、朱鴉はひどい奴じゃないですよ!

 実はこのキャラには絶対にモデルが大渡先生にはなり得ない、ある秘密が……。

 おっと、そこから先はまだいえません!



 さてさて、宣伝はこのぐらいにして。


 それはさておき、同人サークル「はいぺりよん」の、
http://www.hyperiyon.com/top.php

 おむつの兄貴とスカイプでよくミステリー談義をしているのですが、本を何冊送ってくれまして。


 最近は綾辻行人先生の「フリークス」を読みました。


フリークス (角川文庫)/綾辻 行人
¥596
Amazon.co.jp

 朱鴉が最初に読んだ綾辻作品は傑作と名高い「十角館の殺人」だったのにもかかわらず、何となくピンとこなかったんですよ。


十角館の殺人 <新装改訂版> (講談社文庫)/講談社
¥810
Amazon.co.jp

 と言うのも、つい最近読んだので、綾辻以降のミステリー作家の本をたくさん読んでしまったがために、綾辻先生の影響下のもとにある作家達のトリックになれ親しみすぎてしまっていたんですね。


 ですから、自分は綾辻先生の作品は合わないのかなと、思っていましたら、おむつの兄貴から「緋色の囁き」を薦められまして、これが非常におもしろかったです。


緋色の囁き (講談社文庫)/講談社
¥788
Amazon.co.jp

 そして、今回の「フリークス」もとても面白かった。


 フリークスは同名の映画も有名ですが、本書は、ある精神病院を舞台にした短編連作集です。


フリークス [DVD]/ウォレス・フォード,レイラ・ハイアムズ
¥5,184
Amazon.co.jp

 ほとんどが、叙述のトリックであるところとか、新本格ミステリーに免疫のない読者には特にオススメだと思いました。


 殺人事件モノのミステリーしか読んだことない人は、たぶん衝撃を受けると思いますよ。


 しかし、朱鴉が非常に面白かったのは、やっぱりそのホラー的側面で、映画の「フリークス」は、まだ観ていないのですが、江戸川乱歩の「孤島の鬼」の影響が色濃く出ていて、気持ちをが悪くてとっても楽しかったです。


孤島の鬼/江戸川 乱歩
¥価格不明
Amazon.co.jp

 考えてみますと、 「緋色の囁き」もダリオ・アルジェントのホラー映画「サスペリア」の影響が色濃く出ている作品ですから、朱鴉はもしかしたら、綾辻先生のホラー的なところの方が趣味が合うのかもしれません。


サスペリア [DVD]/ジェシカ・ハーパー
¥4,104
Amazon.co.jp

 言われてみますと、アナザーもアニメで見てましたが、怖くて大好きでしたから。


 ああいう閉鎖的な空間で集団心理が働く中で、気持ちが悪いことが起きる雰囲気といいますか、センスは綾辻先生、最高ですよね。


 館ものも全然読んでなかったので、これからはちゃんと読みたいです。


アイコンノベル新章突入! & 淺川継太さん「ある日の結婚」レビュー


にほんブログ村


 ここから読み始めてOK! 

 新章突入




兼業作家さんとライターちゃんと同人作家ちゃん 

 第四話 旅に出ました①

 

作:朱鴉更紗  画:萩茶漬

http://inove.jp/sectionview.php?sectionid=660

↑こちらのURLをクリック

http://inove.jp/sectionview.php?sectionid=659


↑幕間フリートーク

http://inove.jp/sectionview.php?sectionid=658

第三話はこちら。

http://inove.jp/sectionview.php?sectionid=642
★第二話はこちら。

http://inove.jp/sectionview.php?sectionid=563

 ↑ 第一話はこちら



 前回の出版社のパーティーで仲良くなった三人。
 連休を使って、ライちゃんの実家の東北まで、レンタカーを借りて温泉旅行に出かけることになりました。

 さてさて、どうなるか…………?

 前回のブックレビューの続き。

 早稲田文学新人賞出身でライトノベル作家でもある仙田学さんの「盗まれた遺書」と群像新人賞出身作家の淺川継太さんの「ある日の結婚」を比較するという話題。

 今回は淺川さんです。

  


ある日の結婚/講談社
¥1,620
Amazon.co.jp



「ある日の結婚」


 表題作です。

 冒頭は普通のラブストーリーですが……実は、というカラクリの作品。

 帯文に「ホラーファンタジー」と書いてあるので、ネタバレしているのが残念です。


 文芸誌「群像」掲載時に読んで驚いたという声が多かったので、先入観なしで読んだら相当、面白いと思います。

 この帯文がかなり台無しにしてしまっているとはいえ、かなり面白い小説で、その醍醐味は主人公の普遍性にあるかと思います。

 純文学の主人公はあの村上春樹にしても、現実の社会に当てはめるとエキセントリックであることが多いのですが、実に普通の発想、普通の生活をしている主人公で、そうした人間がどこかで階段を踏み外し、狂った世界に入っていく感じが非常にうまく描かれていました。

 読者体験型、と言えば良いのでしょうか?
 大手出版社の作品という枠組みの中で、一定のエンターテイメント性と文学性(文体)を維持しながらも、実に実験的な挑戦を繰り返している意欲作です。

 反対に、読んでいて気になった点は、作者がこの作品で何を訴えたかったのか、メッセージとまではいかないまでも、何を描きたかったのか、テーマ性が微妙に伝わってこなかったのが欠点でもありました。

 面白い小説なので仕方ないにしても、そこがなかな難しいところですね。


「水を預かる」

 フジテレビの「世にも奇妙な物語」でドラマ化もされた短編なので、観た人も多かったのではないでしょうか?

 朱鴉はあのドラマは、非常に不満で、やはり原作派です。
 映像関係の仕事もちょっとするので、映像側の脚色の意図もよくわかるだけに残念です。

 ドラマ版の何がいけなかったのかといますと、香取慎吾によるエキセントリックな主人公の、一人芝居的な内容に脚色されていたからです。

 上でも書いたとおり、淺川さんの文体の魅力は、主人公の普遍性にあります。
 原作だと、主人公が普通の人なのですが、ドラマ版だと、劇作家になっているんですよね。
 
 もう完全に別物です。

 しかし原作の雰囲気を、ドラマで表現するとなるとかなり難しく、地味な話にもなりかねないので、映像側が言う脚色するのもわからなくはないですし、香取慎吾も輝いていました。

 ドラマから観れば面白い作品なのですが、やはり原作をおススメします。
 傑作なので。


「朝が止まる」

 初出で「群像」で読んだときは、まだ淺川さん自体の作風が未知でしたので、正直、この作品は微妙だったのですが、それでも哲学的な作品ですよね。
 淺川作品の上手な点の二つ目として、女性心理や台詞がとても巧みです。
 下手な女性作家よりも上手かったりしますw 
 他の作品も、そこがうまく出ていて、女性読者におススメです。


【文学系二大新人比較】


 文体はかなり違うのですが、大手の枠組みのなかで過激なことをしようとする淺川さん。

 枠組みから外れてもやる仙田さん。

 どちらがいいとかではなく、それぞれが「群像」と「早稲田文学」(仙田さんの方が河出書房から出ているので「文藝」も)のレーベル自体の理念を二人の作家が象徴しています。

 仙田さんの作品は刺激的で面白い分、一読では意図が理解できない文章(なんのために入っているのかよくわからない場面など)があったりします。
 
 「群像」も目指すところが前衛なのですが、作家に芥川賞を取らせたいし、文芸誌の範疇を大きく逸脱することもできないので、「文藝」や「早稲田文学」」ほど、大きく無茶ができないようなイメージがあります。

 この二人は上手いこと、レーベルイメージを体現していて、レーベルイメージというのはラノベにしろ一般文芸にしろ、重要ではないかと思います。

 そういう意味では、二人とも実にいい仕事をしていました。

盗まれた遺書/河出書房新社
¥1,728
Amazon.co.jp