朱鴉宮  ――あけがらすみや―― -32ページ目

「アンダー・ザ・ドーム」感想 ~上巻の山場編~

 前回の更新からタイムラグができてしまいましたニコニコ

 その間にまたチャー先生達が遊びにきたりとか、色々ありましたが、まずカンヅメになっていました。

 カンヅメというと、ホテルで出版社のお金で、みたいなイメージがありますが……。


 どこにそんな世界がはてなマーク


 朱鴉が知る限り、作家のカンヅメはたいてい自腹、それも他に職業がある人が依頼された原稿がまにあわずに、金<時間<義理みたいなイメージで赤字覚悟でこもるのがよくあるような感じがします。


 知る限りでは、中堅以上の作家で、新聞小説などのビッグプロジェクトぐらいでしか、出版社経費でのホテルカンヅメはないかと思います。

 それも遠方でも取材を兼ねた場合とか。


 編集部で書け、というのはわりとあります。

 朱鴉もよくありました。

 まぁ、一番、ひどかったのは、ビールバーで『この場で仕上げて始発が動いたら家に帰ってFAX』、というものでしたが……。


 さてさて、話を戻しまして。


「アンダー・ザ・ドーム」の感想 ~上巻の山場編~


 です。


 

アンダー・ザ・ドーム 上/スティーヴン・キング
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アンダー・ザ・ドーム 下/スティーヴン・キング
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 本当は何回にもわたってやりたかったのですが、先日、「ゴーカイジャー ゴセイジャー スーパー戦隊199ヒーロー 大決戦」を観てきたので、それもご紹介しなくてはならないので、今回入れて、あと二回でまとめたいと思います


 さてさて、前回は基本的なあらすじをやりました。

 今回はわたし個人的な読みどころ、テーマなどを。

 あ、少々、ネタバレがあるかもです。


①上巻のスーパーマーケットの暴動シーン。


 前作の「悪霊の島」は、


悪霊の島 上/スティーヴン・キング
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悪霊の島 下/スティーヴン・キング
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 キングのホラー面での集大成というような傑作でした。

 特に、これまでの作品の要素(セルフパロディ)が全部、入っているのが凄かったのです。

 並みの作家なら一箇所や二箇所の焼き直しをやるもんですが、


 ほとんどの作品の焼き直しをしようなんて、考えつくのはこの人だけビックリマーク



 なのですが、唯一、残念だったのが、「スタンド・バイ・ミー(恐怖の四季 春夏編)」のようなギャグや少年ネタが全くなかったところです。

 しかし、今回はあの淡い感じと痛烈なギャグが復活しています。

 ジェームズ・ジョイスの「ダブリンの市民」を連想するかのように、顕微鏡の中の微生物の如く、それぞれの人生を背負った町の人々が躍動し、から騒ぎを始めます。

ダブリンの市民/ジェイムズ・ジョイス
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 これが炸裂する前半の山場がスーパーの暴動シーン。

 このキング流ユーモアの正体は何かといいますと、やはり恐怖小説と濫読で培った淡々とした三人称の文章でバカ話を書くことだと思います。

 同じ系統のユーモアを持つ作品では、ウィリアム・サローヤンの「わが名はアラム」があると思いますが、


我が名はアラム (福武文庫―海外文学シリーズ)/ウイリアム サローヤン
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(三浦朱門訳が特にいいです。)


 文学性ではやはりサローヤンかも知れませんが、も登場人物への客観視においてはキングの方が上じゃないかと思います。

(余談ですが、サローヤンとマーヴルコミックのスタン・リーは従軍中、軍の文芸部署にいたとか。アメリカ軍すご~~いビックリマーク そりゃ、太平洋戦争、勝てる気がしません)

【長くなったので、またまたつづく】

スティーヴン・キング先生最新作「アンダー・ザ・ドーム」読了①!

 蛍祭り及び合宿及びブログ小説など、色々と話題が途中で絶賛放置中ですがシラー

 スティーヴン・キング先生の話題の超大作。




 「アンダー・ザ・ドーム」を読了いたしましました!!


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 なんで、こんなに喜ばしいかというと、この小説。



 原稿用紙3400枚。


 ページ数上下で1400ページ(二段)。


 主要登場人物50人以上犬3匹。


 ねだん、上下で5600円。



 ご参考までに。


 源氏物語……原稿用紙換算2300~2500枚

 ※……ココビックリマーク

 カラマーゾフの兄弟……3500枚

 戦争と平和……4500枚

 失われた時を求めて……10000枚


 朱鴉はいつもたまたま仕事がなく、ちょっとこの小説を一気読みしようと、


 窓側の座椅子に座って読み始めたところ、父親が「ちょっと沖縄旅行行ってくるわ」といって、トランクを引きずって出てゆきました。


 そして、一日一時間のウォーキング以外、大体、椅子に座ってず~~~っと読んでいたところ、






 6日後。





 読み終わる前に父親が沖縄から帰ってきました。





 そんな「アンダー・ザ・ドーム」のあらすじ。

(注意:前半のネタバレアリ)



 田舎町の上空を飛ぶ飛行機。
 教官が金持ちの女性を乗せています。女性は初めての飛行に大はしゃぎ。
 だが、彼等の命はあと、わずか40秒だった……。



 40秒!?



 ちゅどーん!


 いきなり空中で両手両足ばらばらになって、木っ端微塵で、ステーキみたいになって飛びます。



 地下からあらわれた謎の”障壁”
 町を囲んだそれは、まず、人や野生動物をギロチンのように両断し、大惨事の連続。
 目に見えない壁なので、幹線道路では車がそれに衝突して事故連続。


 主人公は町の悪徳親子ビッグ・ジム&ジュニアの息子の方に暴行され、事件を親の方に力でもみ消され、町を離れようとしていた腕のいいコックのバービー。


 ハイ、コックきたーー!(コックつおい)。


 バービーは町を出ようとした直前に謎の障壁に遭遇します。
 そして、障壁越しに出会った男、ゲンドロンに陸軍基地に電話をかけて、ジェイムズ・O・コックス大佐を呼び出すように頼みます。




 なんと、バービーは湾岸・イラク戦争で従軍した陸軍大尉だったのですビックリマーク



 そして、バービーは自分の店に戻ると店主に再雇用を頼み、プロパンガスの残量を調べ、食料を買い出します。



 わずかな空気と水と電波を通すのみの、ドームのなかでのサバイバルが始まるのです。


 ……と、いうのが最初の140ページ目ぐらいのあらすじ。



 この時点まででも、





 クソ面白いです。(※)





(※)なんでもクソをつけるのはスティーヴン・キング口調。



【つづく】



大渡鴉先生ぷれぜんつ”蛍祭り”に行こう!

 スクエニ合宿の話題が途中でなんですけど。

 大渡鴉先生から、身延の蛍祭りに行きませんかはてなマーク と、お誘いがあったので、チャー先生、U・Gくん達と行ってきました。


朱鴉宮  ――あけがらすみや――


朱「みなさん、お金はいくらぐらい持ってきましたはてなマーク(引率の先生風)」


U・Gくん「五十円です」

チャー先生「俺も三百円ぐらいっす

W 鴉「え~~~~~~~!?





 U・Gくんはともかくとして、チャー先生……。







 印税はどうしましたはてなマーク




(※)印税が出たチャー先生は合宿中、みんなにおごってくれまくっていました。



チャー先生「いやぁ……バイト代がまだ振り込まれてなくって」

U・Gくん「チャーさんの三百円も、地球儀を質に入れてきたんですよねはてなマーク


W 鴉「地球儀をはてなマーク


チャー先生「そうそう、地球儀を(=⌒▽⌒=)」


  


                  
            由
            人
            過
            ぎ
            て
             、
            癒
            さ 
            れ
            る
            わ

                  ビックリマーク

 

 今時、小学生だってもっと持っています。

 というか、二人で三百五十円という藤子F不二雄ワールド的な財布の中身で、長野から遊びにくるところが常人には真似できません……汗



大渡先生「オレは二、三千円ぐらいです」


朱「なんという……わたしは一万円ちょっと、持ってきましたが……」

全員『よっ! ブルジョア!!

 

 嬉しくない~~ビックリマーク
 ほぼ、生まれて初めて”自分が一番、金がある”という状況になってもうれしくない~~ビックリマーク

 

 今、本気で金がありませんヨ。
 あちこち旅行してたおかげで、貯金が半分に。
 しかし、先日、ガソリンを入れてたら、スタンドのおばちゃんに呼びとめられ、


「お客さんビックリマーク この間、五千円のおつり忘れてましたよ!!
はてなマーク 忘れてませんよあせる

「忘れてますよビックリマーク



 と、おつりを忘れたことも忘れていたらしく、なんだか知らないけど五千円もらったので、とても助かりました。

 しかし、U・Gくんのプリウスはガソリンいっぱいで燃費もいいので、長野まで余裕で帰れるみたいですが(プリウスすごい)この、二人合わせて三百五十円のお二方は晩飯とかどうするんでしょうはてなマーク

 ……と、思ったら、ああ、カードがあるんですかはてなマーク

 ってなわけで、蛍祭りを見てきました。
 当然、暗くなるまで蛍は出ないわけで、夜店で時間を潰すしかありません。


 
朱鴉宮  ――あけがらすみや――

 小さなお祭りで、あんまり明るいと蛍が見えなくなるのか、夜店以外は暗くしてました。 


チャー先生&U・Gくん「金がなくて何も買えませんね~~ビックリマーク あっはっはっはビックリマークヾ(@°▽°@)ノ」



朱「……たこ焼き、買ってみんなで分けますか……あせる


大渡先生「……あ、帰りはオレがたこ焼き、買います汗


 みたいな感じで、みんなで買ってみんなで分けるということをしたら、結構、食べられました。
 大渡先生が五百円のおもちゃくじを二回、引いていて、しばらくしたら、


「朱鴉先生が欲しがってたガメラのソフビ、ダメでしたっ! 撃っても全然、動きませんでした!」
 と、いうので、


「え!? 射的もやったんですか!?


 と驚きました。
 二、三千円しか持ってきてないのに、そのうち千円をおもちゃくじに、五百円を射的で消費するとは……しかも、バッタもんのベイブレードとモデルガン出て超喜んでる。



 ……だめです。


 この人も相当、残念です。


 それ以前にいい大人が射的のガメラのソフビを本気で欲しがってたのもどうかと思いますが……。



【つづきます】