先日、TOHOシネマズでレ・ミゼラブルを観た。

今年、初映画だ。





レ・ミゼラブルといえば、ユーゴーの 『あゝ無情』だ。

小学校高学年の学級文庫に必ずあった、世界名作全集の中の一冊、あの『あゝ無情』だ。




小学5年の時、いけ好かない優等生のウエニシさんが、読んでいた。


「なに読んでるの?。」と聞きもしないのに、

なぜか顎をつきだして、自慢げに『あゝ無情』を読んでいると教えてくれた。



あの いけ好かないウエニシさんが読んでいるのなら、どうせロクな話じゃ無いなと、

偏見に満ち溢れたアタシから、なにも悪くない『あゝ無情』は、素ムシされる事になった。




ウエニシさんは いけ好かなかったが、アタシは映画とミュージカルが好きだ。

ついでに、ヒュー・ジャックマンも、アン・ハサウェーも好きだ。


そうすると、自然と観るべき映画の中に組み込まれることになる。




物語の中に、善と悪、罪、愛、絶望、希望、たくさんのものが描かれていた。

登場人物たちは皆、生きるため、「こんなはずじゃなかった。」と打ちひしがれながら、

それでも より良く生きるために、戦い、苦悩する。



劇中のセリフは、ほとんどすべて歌になっている。

ミュージカル映画では、歌は別撮りのことが多いらしいが、

この映画では、俳優が演じながら、その場で実際ん歌っているらしい。


そのせいか、歌が芝居と別物のようになっていない。

感情があふれだすように、叫び、囁き、泣き、笑う。



そのあふれる感情を、真正面から浴びて、
始まって間もなくから終わりまで、ほとんど号泣しっぱなしだった。




この物語を、知っているのと知らないのとでは、生き方が変わってくるんじゃないかと、勝手に思った。




ものの捉え方、見る方向によって、世の中の物事 全く逆のモノに見えたりする。

小学校高学年に、そこまで理解できる物語なんだろうか?。




そう思うと、ウエニシも大したもんだ。見直した。



映画の感想のはずが、ウエニシさん評になってしまった。
彼女に会って、『ああ無情』の感想を聞きたい。