昨日は、マイ・ママンのお誕生日。


しかしマイ・ママン、お誕生にの前日に 路上駐輪していた自転車を強制撤去され怒り心頭。
血圧もうなぎ昇りの、190オーバー。



『じゃあ明日、取りに行ってきてあげるから』と言っても、聞く耳を持たない。



楽しいはずの夕飯も、キッきっキッキと怒りまくる。




『大体お母さんは 子どもに世話になるような生き方はしていない。』から始まり、



駐輪場の管理をしてくれているおじさんに対して切れまくり、

大阪市の市長(ハシモトさん)に電話してやる!だの何だの、ヤカラ全開。。。



『じゃあ、自分で取りに行ってきたらぁ~。』と呑気に返すと



最後には、『あー、子ども3人産んで失敗だった。』と、一体何に腹を立てているのかよく解らない人になっている。



でも、アタシはこういう、矢鱈メッタラ怒り狂っている人の 怒りの沈め方をよく知っている。




こういう時のアタシはというと、①まず母の話しの内容に対して、ことさら大きく同意してやる。

②そうして、母以上に、駐輪所のおじさんや、ハシモトさんに対して怒りをぶちまけ、口汚く罵ってやるのだ。



すると、こういう人は『まあまあ、何もそんなに怒らなくったって。。。』、『ホント、怒りっぽくって激しい性格は、誰に似たんだか。。。』と、冷静になるのである。



『で、自転車、明日取りに行ってイイの?。』と訊くと、

『うん、アンタ取りに行ってきて。』となるわけだ。




こっちは、心の奥の深~いところで、とても納得行って居ないのだが。。。



だってそうでしょ?。母が路上駐輪して、撤去されて、

なんでアタシが、それはそれは遠い安田の自転車保管所まで、バス乗り継いで行かにゃならん?。



しかも、最後にゃ『取りに行かせてください』って、母にお願いしてるみたいじゃないか?。



でも仕方ない、せっかくのママンの誕生日だ、ここは親孝行と思って取りに行ってやった。

まあ、こんなことで親孝行なら安いもんだ






アタシはこの、安田の自転車保管所のちょっと手前の高校まで、自転車通学していた。



そう、聖子ちゃんカットを風に揺らせて(聖子ちゃんカットはケープでがっちり固まっているので、「なびく」より、『揺れる」方が、表現として適切だ)

大阪市内には珍しい、田んぼとハス畑の間を、毎日爽やかに自転車を漕いでいた。



まあ、数十年ぶりに懐かしいし、行ってみてもいいかと、内心思ってもいた。




しかし、バスを乗り継いで自宅から、この安田まで来てみると、まあ遠い。

それに、懐かしい景色も随分と変わっている。

安田のバス停もうっかり通り過ぎるくらいだった。


運転手さんに降ろしてくれと駆け寄り、ようやく安田のバス停に 遠い星から来たバズライトイヤーのごとく降り立ち、当たりを注意深く見渡し、自分の口から思わず出た言葉は、



『ドムドム!!、なくなってんじゃ~ん!!!!!!。』

す、すうの姉ちゃんがバイトしてた、あのべっぴん3姉妹の長女がバイトしていた



『ドムドム!!、なくなってんじゃ~ん!!!!!!。』




ドムドムで、懐かしのドムシェイクでもお土産に買って帰ろうと思っていたのに、コレじゃ懐かしさ半減だ。

しかも、安田の交差点まで歩いていくと、黄色いMのマークが、、、。



母校はいつまでも変わることがないと思っていたのに、とんだ浦島太郎さんだ。



すこしがっかりしながら サドルが異様に低い、後ろに大きな買い物カゴをくっつけた、超カッコイイママンの自転車にまたがり、採れたてのワカメのような髪を風になびかせ、自転車を漕いで帰った。