今、朝井まかての『眩』と云う本を読んでいる。
葛飾北斎の娘、葛飾応為が主人公の小説だ。
http://books.rakuten.co.jp/rb/13794651/
中盤まで読んだが、とても面白い。なんだか読んでいるこちらまで奮い立つ。
70歳を過ぎても絵師として現役バリバリ、卒中で倒れても、まだまだ描きたいものがあると立ち上がり、絵筆を握って『俺ぁ、もう死なねえ。』と、見事復活を果たす北斎が、とてもカッコいい。
そういえば以前、前世占いをしてもらった(笑)時に、2世代前の前世は 江戸時代の男絵師だと言われた。
もしやアタシは、北斎の生まれ変わ。。。。ゾッ恐ろしい子。。。。
『眩』を読んでいると、自分が絵師だった片鱗が微塵もないことがよくわかる。
残念!!占い師!。
これから先を読み続けると、もしかすると、絵師(北斎)だった頃の記憶が蘇るかもしれないと、、期待しながら先へ進もうと思う。
と、ブックレビューのようなブログを続けているのだが、
ここ1年ほどで、たくさん本を読んだ。
と云うのも、地理的にも時間的にも、ゆっくり映画を観ることも、もちろん、映画館へ行くということも難しくなった。
だからといって、日常のこと、現実のことをこなすだけでいっぱいの日々を繰り返すだけだと考えると、どっと老け込む。
頬っぺたの肉がどっと下垂する。
ほほ骨の肝斑が、どっと黒ずむ。
アタシは、常に物語に飢えているのだ。
たまたま、お向かいのおばあちゃんに、イカと里芋の煮つけに作り方について相談したときに、おばあちゃんの家に上げてもらった。
すると、おばあちゃんの本棚にたくさんの小説が並んでいた。
「へえ、おユキさん、たくさん本を読むんですね。」
そして、おユキさんの本棚から、数冊の本を貸してもらうことになった。
さて、本は借りたが、読書の時間はどこから捻出しよう?。
そう考えながら、通勤カバンに一冊の本を放り込んだ。
複雑なダイヤにも慣れ、乗り換えもスムーズに出来るようになり、結構余裕で、近鉄電車も乗りこなせて来た時期も重なり、借りた本を取り出して読んでみる。
そしたら、結構読めるのである。
通勤時間というものは、意外にもゆっくり1人の時間が確保出来るものだ。
さながら、通勤図書館?。図書館快速?である。
この前、朝の通勤電車の中で生涯乗車時間を計算したら
片道1時間30分。往復3時間。
1ヵ月の労働日数20日として、これから引退までの通勤時間は。。。
60,000時間~!?。
ひや~!、えらいこと!。
そりゃ、日経ウーマンたちは、通勤時間にスピードラーニングするわけだ!。
ちょっと、ちょっと、60,000時間あったら、アタシでも、ペラッペラッのネイティブ?。
やれやれ、1年ちょっと気付かずいたなんて、一体何万時間ムダにしたのだ。
ダメウーマン!。
って、1年区切りで考えてみると、自分がどっかで、すざましい計算間違いをしていたことに気づく。
ああん!、なんかそもそも ダメウーマン!。
ほんとは、7,000時間そこそこ。
でもまあ、ダメはダメなりに通勤時間を大切にしようと思い、せっせと本を読んだ。
お向かいのユキきさんと、新しく買った本の交換をしたり、おユキさんが読みたい本を楽天で取り寄せて、ブローカー手数料として、新しい単行本を先に読ませてもらったり。
自分があまり食指を伸ばさなかった作家の本まで、読むようになった。
そして、次男くんのお勧めの西加奈子も。
アタシは、何かが積み重なって行く感じが好きである。
集まったり、積み重なった束を見ると。とても気持ちが安らぐ。
満たされた気分になる。
積み重なりは、アタシの精神衛生上、とてもよろしいことなのである。
なので、日頃持ち歩いているスケジュール手帳に、読んだ本の題名を記している。
1カ月で、4~5冊。
1年で50冊そこそこ。
アメトー---クの、読書芸人の回で、カズレーザーが1年で200冊とか言っていたが、すごいスピードだ。速読してるんだろうか?。
って、速読って、読書の値打ち、半減しないのか?。
そんな疑問はさておき、
アタシの手帳には、読んだ本の題名が、さくさくと積み重なっていく。
果たして積み重ねられた、たくさんの物語は、アタシの中にも積み重なっているのだろうか?。
