日曜日に、ゆくみんの個展に行って以来、色んなことを考えていて、色んなことを思い出した。
堰を切ったように、どばーーーーっと、思い出した。
もう、随分昔のことになるが、モード学園の卒業旅行で、パリに行った。
卒業旅行の前日(?)は、モードフェスティバルと言って、卒業制作を発表するファッションショーがあった。
そのファッションショーの作品制作のために、何度もチェックがあり、そのチェックの度に、みんなで徹夜し、チェックの日に、ダメだしを食らい、直しをする。
その繰り返しだった。
その間も、容赦なく通常授業の課題が入る。
卒制のグループで動いていたので、グループの中の一人でも課題を忘れた者がいると、連帯責任の5倍罰則が待っていた。
そのお陰で、1日で20枚のデザイン画を描いて提出したこともあった。
とにかく、課題、課題で、課題浸けの4年間だった。
そして、卒業旅行のパリ。
課題もなく、終日自由行動、鬼にしか見えなかった先生たちも、みんなにこやかな笑顔。
みんなで、蚤の市に出掛けたり、カフェでお茶したり、モンマルトルの生地やさん街を物色したり、自由の身分をすっかり楽しんだ。
そう言えば、みんなでマックに行き、
『アン カフェ シルブプレ』っと、オーダーしたにもかかわらず、全員トレーには、『コークのLサイズ』。
今にしても思えば、『カフェ』じゃなく『キャフェ』とオーダーしなければならなかったのかも知れない。
終日自由行動で、課題なしのパリ旅行のはずだったが、
1日だけ、学生全員集合で、課題があった。
それは、ソニア・リキエルの講演を聴き、感想文を提出する。と言うものだった。
ワグラム通りのナントカって、会場に集合して、ソニア・リキエルを待った。
赤いカーリーヘア(もうほぼ円錐形)で、とても痩せた、鼻の尖った老婆が会場に入って来た。
華奢で、小柄だが、とても大きく見えた。
さすが、ニットの女王、、、正に女王の風格だった。
パンツのポケットに手を入れて、小さな声でぽそぽそ話す姿も、それはそれは迫力があった。
そして、アタシたちは、同時通訳された彼女の言葉を聴いた。
その時 その同時通訳が、何度も何度も『常軌を逸した情熱』と、言っていた。
ソニア・リキエルの好きな言葉に『常軌を逸した情熱』という言葉があるのだろうか?。
それともフランス語でよくみられる言い回しを、日本語に直訳すると、そうなるのだろうか?。
英語の『ワードローブ』を、『手持ちの服の範囲内』と、訳してしまうみたいな。
とにかく、その言葉が耳について離れなかった。
と、言うわけで この『常軌を逸した情熱』というセンテンスが、アタシの記憶のゴミ箱に めでたく収納され、今日に至っている。
ゆくみんにしろ、友だちにしろ、
みんな、自分と向き合い、それぞれの方法で、自分の中から、なにかを引きずり出していく。
格闘の末に出てきたそれは、脱皮したてのセミのように白く輝き、新しい自分として そこにそっと座っているようだったりする。
もしかすると、知りたい、つかみたい、出逢いたいという欲求を、『常軌を逸した情熱』とソニア・リキエルは言っていたのかも知れない。
それにしたって、
『常軌を逸した情熱』って、フランス語ではどういう扱いなんだろう。
Android携帯からの投稿
堰を切ったように、どばーーーーっと、思い出した。
もう、随分昔のことになるが、モード学園の卒業旅行で、パリに行った。
卒業旅行の前日(?)は、モードフェスティバルと言って、卒業制作を発表するファッションショーがあった。
そのファッションショーの作品制作のために、何度もチェックがあり、そのチェックの度に、みんなで徹夜し、チェックの日に、ダメだしを食らい、直しをする。
その繰り返しだった。
その間も、容赦なく通常授業の課題が入る。
卒制のグループで動いていたので、グループの中の一人でも課題を忘れた者がいると、連帯責任の5倍罰則が待っていた。
そのお陰で、1日で20枚のデザイン画を描いて提出したこともあった。
とにかく、課題、課題で、課題浸けの4年間だった。
そして、卒業旅行のパリ。
課題もなく、終日自由行動、鬼にしか見えなかった先生たちも、みんなにこやかな笑顔。
みんなで、蚤の市に出掛けたり、カフェでお茶したり、モンマルトルの生地やさん街を物色したり、自由の身分をすっかり楽しんだ。
そう言えば、みんなでマックに行き、
『アン カフェ シルブプレ』っと、オーダーしたにもかかわらず、全員トレーには、『コークのLサイズ』。
今にしても思えば、『カフェ』じゃなく『キャフェ』とオーダーしなければならなかったのかも知れない。
終日自由行動で、課題なしのパリ旅行のはずだったが、
1日だけ、学生全員集合で、課題があった。
それは、ソニア・リキエルの講演を聴き、感想文を提出する。と言うものだった。
ワグラム通りのナントカって、会場に集合して、ソニア・リキエルを待った。
赤いカーリーヘア(もうほぼ円錐形)で、とても痩せた、鼻の尖った老婆が会場に入って来た。
華奢で、小柄だが、とても大きく見えた。
さすが、ニットの女王、、、正に女王の風格だった。
パンツのポケットに手を入れて、小さな声でぽそぽそ話す姿も、それはそれは迫力があった。
そして、アタシたちは、同時通訳された彼女の言葉を聴いた。
その時 その同時通訳が、何度も何度も『常軌を逸した情熱』と、言っていた。
ソニア・リキエルの好きな言葉に『常軌を逸した情熱』という言葉があるのだろうか?。
それともフランス語でよくみられる言い回しを、日本語に直訳すると、そうなるのだろうか?。
英語の『ワードローブ』を、『手持ちの服の範囲内』と、訳してしまうみたいな。
とにかく、その言葉が耳について離れなかった。
と、言うわけで この『常軌を逸した情熱』というセンテンスが、アタシの記憶のゴミ箱に めでたく収納され、今日に至っている。
ゆくみんにしろ、友だちにしろ、
みんな、自分と向き合い、それぞれの方法で、自分の中から、なにかを引きずり出していく。
格闘の末に出てきたそれは、脱皮したてのセミのように白く輝き、新しい自分として そこにそっと座っているようだったりする。
もしかすると、知りたい、つかみたい、出逢いたいという欲求を、『常軌を逸した情熱』とソニア・リキエルは言っていたのかも知れない。
それにしたって、
『常軌を逸した情熱』って、フランス語ではどういう扱いなんだろう。
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