先日、急性腰痛=ギックリ腰で来院された方が、「他では安静にと言われた。」とのことでした。

 

急性腰痛で安静はダメです。

何故なら、筋肉が落ちてその後の回復に時間がかかるから。

 

アメリカとイギリスでは安静にした群と、動ける範囲で動いて貰った群では後者の方が回復が早かったとの報告が出されています。

急性腰痛の痛みは主に炎症反応からのものなので抑えてしまっても構いません。

耐えられないのなら痛み止めを処方して貰ったり、コルセットを巻いたりしてください。

症状が回復していけば、コルセットも何か作業する時だけにすれば長時間の使用は抑えられるはずです。

 

急性腰痛になるには何らかの下地があることが多いです。

不良姿勢、疲労、寝不足などなど。

不調を感じたら急性腰痛になる前に出来ればケアしてあげてください。

カイロプラクティックの施術も予防に効果的です。

 

ただ以下に当てはまる場合は速やかに医療機関へ受診されてください。

・じっと横になっていても痛い

・動作に関係なく痛い

・楽な姿勢、時間帯がない

・寝ていても痛みで起きてしまう、または痛みで眠れない

・痛みが起こる前に転んだ、ぶつけた等の外傷履歴がある

・熱がある

・胸の痛みも伴う

・失禁や脱糞をしてしまう

・肛門周囲に感覚がない

 

多くの腰痛は改善しますので、お気軽にお問い合わせください。