50代の女性が首から肩にかけての凝りで来院されました。

整形外科等の受診はされていなく、最初が当院です。

検査を全くしていない状態ですので、問診、検査を行ってからの施術になります。

 


問診では特に大きな問題(強い痛み・痺れ・力が入りずらいと言う筋力低下など)はなく、カイロプラクティックの施術が可能な範囲と言う判断をしました。

検査では姿勢検査はストレートネックの疑い。

整形外科的検査では頚部牽引で症状が楽になっていたので、神経根に少し影響が出ているのかなと言う疑いです。また胸郭出口症候群に関する検査は陽性。

神経学的検査は異常なし。筋力・反射・感覚等は正常でした。

触診では斜角筋群に過緊張があり、斜角筋を押すと腕にまで響いていました。

 

検査結果からストレートネックによる斜角筋群過緊張と推測。

斜角筋群が緊張すると斜角筋群の間を走行する腕神経叢が締め付けられるので痺れます。

この患者さんは痺れまでは出ていないのですが、斜角筋群を押すと腕に響いていたので、痺れが出る一歩手前といった状態でした。

この筋肉が凝るのはスマホやPC作業で姿勢が悪くなることに起因します。

背中が丸まると顔が前方に突出するので首の前についている斜角筋群が緊張するのです。

 




施術は当然斜角筋群にアプローチ。

この筋肉群の緊張を取り除き、その後、背中の丸まりを矯正しました。

華奢な患者さんだったのとアジャストメントを嫌がったので関節マニピュレーションでの施術になり、少し時間が掛かりましたが、10回の施術で症状はほぼ消失しました。

今はスマホやPC作業の姿勢を気を付けて、目線を水平にして生活するのを意識して貰っています。

 

スマホやPC作業の多い方、目線を水平にするだけで症状を予防出来ますよ。

スマホ・PCは目線の高さに上げて使いましょう。

 

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