先月、右の腰から足にかけての痛みを訴えて来院された男性。
病院ではMRI検査にて椎間板ヘルニアが確認されているようで、手術も視野に入れてくださいと言われていました。

初回の検査で全身の姿勢、骨盤や腰椎の動き、下肢の感覚や筋力・反射を確認し、臀部の筋肉の硬さや張りをチェックしたところ、痛みの原因が右の骨盤とお尻の筋肉にありそうだと判断しました。

初回と2回目は症状のある所よりも遠くの部位を中心にアプローチ。
3回目以降は症状が軽くなってきたのを確認して、問題の部位にもアプローチした所、6回の施術終了後には症状が消えておりました。

椎間板ヘルニアがあっても症状が出ない人は沢山います。
画像診断でヘルニアが見つかると、あたかもそれが原因かと思われがちですが、ヘルニアは症状に全く関与していない場合もありますので、同じような症状の方は是非一度ご相談ください。