今年の甲子園は打高投低の大会でしたね。
投手を中心に毎回注目している私としましては、前評判通り花巻東の菊池投手がずば抜けていただけで、少々がっかりした大会でした。
各高校、目立ったのは本職は野手だが抜群のセンスで投手もこなしてしまう選手。
明豊の今宮選手や中京大中京の堂林選手がその代表でしょうか。
特に明豊の今宮選手はショートも兼任する為か、下半身が完全に使い切れていない投げ方でした。
にも関わらず、MAX154キロには驚きです。身長も171センチと小柄ながら今大会では抜群のセンスだったと思います。
この先は野手で行くと思いますが、股関節のトレーニングなどを取り入れて投手だけでやっていたらどれだけの球を投げたのかと思うと、もったいない気もしますね・・・。
高校野球もトレーニングや栄養など、どんどん科学的になっている時代です。
科学的なデータに裏打ちされたトレーニングを行う事によって、とんでもない選手が出てきても不思議ではありません。
それにしても金属バットは良く飛びますね。現代の高校球児の筋力からすると、高校野球も木製バットに統一した方が良いのではないかと思います。
また来年の高校球児の活躍を楽しみにしております。