当院に来られる腰痛患者さんの多くが、座った姿勢で腰椎・骨盤を後ろに丸めている傾向があります。

椅子に浅く腰掛けて腰を丸める状態、と言えば分かりやすいでしょうか。

これだけで腰痛の原因に十分成り得るのですが、では骨盤を丸めると言うのはどのような悪影響があるのでしょうか。

簡単に言いますと、座った時に負荷のかかる部位が異なってくる、と言う事です。
アケダカイロプラクティックのブログ-骨盤 正常  アケダカイロプラクティックのブログ-骨盤 正常 横

この写真のように骨盤を起こして座っていると、坐骨に座っている面があたり、腰椎も本来の前カーブを描きます。この状態ですと負荷が全体に分散されますので、長時間座り続けていなければ、大きな問題が起こる可能性は低くなります。



アケダカイロプラクティックのブログ-骨盤 屈曲  アケダカイロプラクティックのブログ-骨盤 屈曲 横

この写真では骨盤・腰椎を後ろに丸ませているのですが、坐骨ではなく、その後方の部位で座っているのが分かるかと思います。この状態では臀部の筋肉に大きな圧迫が掛かり、筋肉系のトラブルが発生する可能性も高くなりますし、坐骨神経の圧迫も起こり得ます。さらに腰椎のカーブが逆、つまり後ろになりますので椎間板(椎間腔)の変性も起きてくるのです。


たかが座り方でと思われる方もいるかもしれませんが、画像を見れば一目瞭然。違いがはっきり認識出来るかと思います。

座位のときは骨盤を起こすと言うだけで十分に腰痛予防になりますので、是非頑張ってみてください。

腰を起こすと痛みが増す場合は無理せずに、一度ご相談ください。


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