50代男性が10年以上続く右のお尻~大腿裏の痛みで来院されました。


20年前にギックリ腰を経験していて、その時は1週間ぐらいで症状は治まりました。

10年前にも同じような痛みが起きたのですが、前回と違い痛みが一向に治まりません。

整形外科でレントゲン検査をしたところ、腰椎の間が2箇所狭くなっているとのこと。MRIは撮影しなかったようです。整形外科での診断は腰椎椎間板ヘルニア。

その後、病院でのリハビリや接骨院での牽引、マッサージなどを受けたものの良化せず。

なんとかごまかしながら過ごしてきたようです。

現在は日常生活には支障ないものの、長時間同じ姿勢をした後に動き出すと痛く、好きな運動を痛みを気にせずに行いたいとの思いから来院されました。


姿勢の検査では体重が左に傾き、骨盤が右に回旋、右肩がさがり、背中の丸まりが大きくなっていました。

触診では右殿部と右腰部、右肩甲骨下の筋肉に強い緊張が見られ、特に殿部の筋肉を押すと下肢に痛みが放散していました。

感覚、筋力などは正常。痺れもありません。

以上の結果から椎間板ヘルニアではなく、右殿部の筋肉が原因(トリガーポイント)と判断。その部位にアプローチすると共に、全体のバランスを整え殿筋群が再び緊張を起こさないように施術しました。


その結果、1回の治療で痛みは違和感に変わりました。

自宅での体操や日常での姿勢を指導し、4回目の治療後には症状が消失しました。

10年来の悩みであった痛みから解放され、大変嬉しそうなお顔が印象に残っています。


今回の症例では「椎間板ヘルニア」と言う診断で、患者さんが過剰に不安になってしまったように感じました。

その為に、治らないのではないかと言う諦めが10年以上もきちんとした治療を受けなかった結果に繋がってしまったように思います。

ヘルニアと言われても本当に症状に関わっているのは一部です。

諦めずに治療を受けてみてください。


アケダカイロプラクティック

www.akedachiro.com