喫茶店の“味”を的確に評価する-
その視点はコーヒー、ゆで卵、バタートーストの3つではないでしょうか?
(あたかもそれは中華料理店におけるラーメン、チャーハン、餃子の様なもの?)
いたって古典的な(昔からのスタイルの)喫茶モーニングの品目です。
「ランチで繁盛している店だってあるし、たとえばパスタやデザートの美味しさで勝負している店だってあるはず!」
そんな反論が聞こえてきそう^^;
いえいえ、モーニングのはやっていない喫茶店が、それ以外の要素ではやる事は決してありません。
仮にそういうケースがあったらとしたら、それは何か、一時的なイベント等に起因する現象だと考えられます。決して長続きはしないでしょう。
「お客はそれほど過敏に毎日のコーヒーやゆで卵、トーストの味を探っていないよ、味が多少違ってもあまり気にせずに忘れちゃうはず!」
そんな指摘も聞こえてきそう^^;
確かに、多少の違いは気にかけない顧客が大多数と言って良いでしょう。
しかしそれでも・・・、
「あれ?、何かいつもと味が違うぞ」
「今日はちょっと口に合わないな」
と無意識に感じるものなのです。
その違和感が怖い。
それが1~2度続くだけで終わり3度目に元に戻っていてくれればセーフ
顧客はささいな違和感も無意識に忘れ、
引き続き自店の愛顧客でい続けてくれます。
だが万一3度続けば自店から足が遠のいてしまう危険性が格段に増し、
4度続けばもう5度目はない(それが永遠か、しばらくの間かは別にして)と考えて差し支えありません。
顧客がその事で自店にクレームをつけてくれたならばむしろ幸運と受けとめましょう。
(自店の何かに反応してくれている表れですから)
クレームをつけることもなく、普通はただ黙ってそのお店からいなくなるだけです。
マックやセブンイレブンの100円コーヒーもかなり本格的な味わいです。
ただコーヒーを味わいたいだけの顧客は、もはや喫茶店で飲む必要もなくなっています。
それゆえに喫茶店は、デリケートなほど“味”の品質に留意しなくてはなりません。
「うわぁ、大変で面倒そう・・・」
と悲嘆し、敬遠するなかれ^^
モーニングホットはいつも熱めのコーヒーを出し、ゆで卵は上手にゆでる。トーストはコンガリ焼いて美味しく提供する、という基本をキチンと守ることです。
大切な基本をつい忘れ、客足が遠のく理由を外部や競争相手に求めて自分の足もとを見ない-
そんな喫茶店が幕を閉じるのでしょう。

一杯のコーヒー