暑い日です☀️☀️☀️


外で水撒きするだけで 汗ばみます

ふ~💦



さて先日読後感を書いた

『海の見える家』シリーズを読み終えました

主人公  文哉が自分の力で生き抜いていく姿   素晴らしいです

周りの人と懇意になりながら  自分の生きる道を模索し続けます

1人の青年として  今  これだけ流されず他を思い 自分探しをする人はいるのでしょうか

居るとしたなら  とても心強く思います






田舎に逃げたのか?
















田舎で食っていく。















もっと田舎へ。














文哉は  南房総での生活の中に急死した父の姿を見ています

父のやりたかったことを成し  その上に自らの思いを叶えていきます

家をオレンジ色にペンキで塗ったのも父の願いだったから





しかし  自給自足を淡々とこなしている70代の幸吉に出会ってから  海に関することが中心の生活より  農業や山の仕事に心引かれていきます

幸吉の作る野菜は  化学肥料なしで  今まで食べたことのない甘みやコクがあるのです

取りつかれたように  幸吉との触れあいの時が増えます





しかしながら幸吉は梨畑で…

ちょうど駆けつけた文哉にひと言遺します





自分の土地を持て




それは言い換えれば





自分の場所を探せや




いくら親しい人間にも

誰一人受け継ぎ守ろうとしない土地であっても与えることはできません

荒れ地になっても、です





さあ

文哉は悩みに悩んで群馬と長野の県境の山に住む  幸吉の親友 市蔵のもとに向かい  しばらく滞在

そうして  とうとう  市蔵が教えてくれたブルーの屋根をした空き家に住む決断をします






父の死から  ずっと文哉を支えてきた和海の包容力には胸がキュンとなりました

文哉の父と長く交際して  しまいには海で自らの命を絶った夕子を母に持つ凪子

人と上手く話せなかったけど  文哉と接することで  だんだん明るい女性に変わっていく姿も素敵です

2人はこれから……😌






友人は次の文哉の生活を記した

『山に抱かれた家』も入れてくれていました




さあ

また   彼の逞しい生き方    今度は自分の土地を切り開いていく姿を見せてもらいましょう




空き家や過疎や高齢化や荒れ地など   今の日本が抱える問題を   東京を捨てた文哉の生き方から  いろいろとかんがえさせられました

私には  何ができるのか  わかりませんが





最後まで読んでくださりありがとうございますニコニコ





お茶


小さき羽音触れてひとひら薔薇の散る

                                                    アマンバ





 





                                              



チューリップから梅雨バージョンに変わりました

でんでん虫の目を見るたびに和みます

夜は紫陽花のなかに入って休みます