昨日  落語会に行ってきました

抜けるような青い空でした



「こんな日は  皆さんご機嫌にみえます」

道中で会話した方の言葉です























美しい筆使いです
心なしか  『命』の文字が小さくみえます
気のせいかなあ…               



リーフの卯も辰になり  辰年初の落語会です
圓太郎落語は2回目です
1回目は  迫力に驚いたのを覚えています
今回は  その迫力のなかにある繊細さに気づくことができました



開口一番   能登地震に触れて
「できることをやる」
と東京の寄席に募金箱を設置したと話されました



また  『笑い』が今大切とも



まだまだ心のなかで  (落語会に行って楽しんでいいのだろうか)という思いが抜けきらなかった私に「いいのさ」と言われたみたいでした





                矢野誠一  著  ・ 落語手帖』より



何度も聞いても好きな噺です
男の夢が儚く消えて現実に舞い戻る姿
圓太郎師の噺には  そんな男の  可愛さ  が滲み出ています
おかみさんが女っぽくなく冷静極まるのが   また面白いところかなと感じました




炬燵にて足からませば短命と
                                        アマンバ




いつの時代も炬燵は怪しい存在ですね😌





圓太郎師はマクラでも震災について話されます
輪島塗りの職人さんのことに触れ  あちこちで分業して製品を作っているとか…
「皆が1つに向かっていると 辛くなくなる…」





                                              同上




この噺は  一人芝居みたいです
もちろん落語は一人の舞台ですが  登場人物はいても  声を出すのはほとんど隠居だけだからです
難しいだろうなと感じました




でも  圓太郎師の化け物に向かって  あれやこれやと指図する言葉や所作には  引き込まれてました
まるでそこに人がいるようです




おまけに圓太郎師に感謝したいのは
客席の  右    前    左   に向かって話されたことです
端っこにいても  その顔の様子やしぐさがはっきり見え   楽しむことができました照れ




人使ひ荒き隠居の寂し冬
                               アマンバ




男気のなかの優しさ
気取りのなさ
ちょっとした拍子のクスグリの巧みさ
また   聞いてみたい噺家さんです




新年初のめでたい落語会を愉しめてよかったなあ…
そう思いながらの帰り道













せっかくだから  大須観音にお詣りしてきました



今年初めての御神籤はニコニコ‼️‼️‼️
もう今年はどこに出向いても御神籤はひきません
さっそく財布に入れました



『学問に励め』



まだまだ   修行が足りないのでしょう
おそらく   俳句   のこと
努力の1年になるのでしょう🐤




最後まで読んでくださり   ありがとうございます