今日も秋晴れです

明日からは冷えてくるようで  寒暖差には気をつけたいです



日にち薬とはよく言ったものです

尻餅事件から3週間ほど経った今日から

痛み止めのアレヤラコレヤラの必要がなくなりました

ありがたいことです☺️








                            瀬尾まいこ・著
                            文藝春秋・出版













   

コロナ感染症の真っ只中を生きた小学生たちが   悩みを抱えながらも  少しずつ少しずつ前向きに生きていこうとしていく姿が描かれています



あの頃の閉塞感や他人との距離感の中で 
子どもたちはどんなことに敏感になっていたのだろうか



小さな希望も打ち砕かれる環境に陥っていった子どもは  何を考え  何を目標に生きようとしていたのだろうか



誰にも本心を語ることができなかった登場人物たちの心が  ぐちゃぐちゃに絡まった糸が時間をかけてほどけるように   解放されていく過程をじっくり読ませてもらいました



瀬尾まいこさんは  その過程を優しく掬いあげながら   前向きに生きていく大人への変化を書いているのです
視点はいつも   弱い立場にいる者からの心の叫びからだと感じました



そして登場する大人は皆   寛容です
そこにまた   瀬尾さんの思いが入っているのかもしれません




困難を乗り越え  教師になった冴の最後の思いです


子どもってどうしてこんなに輝いているのだろうと、まぶしくなる。わたしや蒼葉だってきっとこうだったのだ。どんな状況にいても、数えきれない未来を抱えている子どもたちは光を放っている。この子たちを1人も取りこぼすことなく、少しでも楽しいと思える日々を創りたい。明日に向かえる力をつけてあげたい。



いつの時代でも   教師はそう思うのですが   経験したことのないパンデミックを潜り抜けた教師なら  よけいに  そう感じることでしょう
そしてこれは   瀬尾さんの願いの代弁なのでしょう



紹介して下さったブロガーさん
ありがとうございました🐤





実花梨の我も我もと育ちゆく
                                    アマンバ








素敵な1日を