風は冷たいのですが
日差しはすっかり春です
少し外を歩くだけでどこからかエネルギーをもらってくるような気分になります
今朝 ツイッターを覗いていて
こんな俳句を見つけました
菜の花がしあはせさうに黄色して
細見綾子
菜の花かあ
いいなあと思いながら買い物に出ようとしたら
咲いていました
これは1句捻らねば……
菜の花の光放つや畑のなか
アマンバ
昨日 『心に届く話し方』という川崎洋氏の本の感想を書きました
ブログに感想を書いているうちに どんどん書きたいことが増え始めてしまい 纏まらなくなりそうと焦りました
その結果 強く心に届いた文章を引用することを怠りました
~よかったら読んでくださいね~
引用です
(高度経済成長のおかげで、日本中どこへ行ってもことばが伝わらないことはなくなった)
一方では、各地で、遠い昔から人々の生活と密着してきた生きてきたたくさんの地域語を死滅させ、今もしつつあるといえます。木下順二さんの表現を借りれば、「標準語という消しゴムが、方言のなかの、美しいニュアンス、力強い表現を消していった」のです。
標準語は方言ばかりではなく、ことば遊び、囃しことば、悪態語など つまりは「裏」の言葉も消そうとしていると書かれています
ーそれらは、「正しい美しい日本語」の敵とみなされ、片隅へ追いやられ封じ込まれてしまった。その事が、日本語の特に話しことばからダイナミズムを失わせ、頭には届くけれど心には届きかねる、そんなことばのやりとりを助長する結果を生んだのではないか。
深くて大きな結論を文末で述べてみえるのです
私は若狭の生まれです
故郷に帰る時 小浜線 をよく使っていました
それは車中からの景色が好きということもありましたが 車中で聞く若狭の方言に気持ちが和むからでした
今も電話で姉や高校時代の友人と話すときは 若狭弁になります
故郷
を感じずにはいられないし
自分の陣地にいるというような感覚になります
ということで
昨日の感想に付け足しをさせていただきました
しまいまで読んでもろて ほんまに
おおきんな