月に2回の歌サークルに行きました♪




          会場の入り口に置かれた鉢
    ピンクの斑入りは  初めて見ました




講師さん    私が前回リクエストした歌を
準備してくださっていました



谷川俊太郎  作詞の『じゃあね』という曲です








さりげなく
きっぱりと
「じゃあね」
そうやって人と別れること
できたならいいなと
この曲を口ずさむたびに思います



そこには
「これから」に一筋の光が見えてようです



歌いながら
遥か昔を思い出していました



2004年に4年生を担任したときのことです
音楽専科の方が
「私がずっと大切にしてきた曲を  貴女のクラスの子どもたちに歌ってもらいたい」
そう言って教えてくれたのが  この曲でした



彼らは
美しい声で歌ってくれました
今でもその時の声や姿を忘れられません




3月の別れが近づく日になって聞いた時
泣けてくるほどでした



彼らに最後に書いた学級通信です



まあるいビー玉


とうめいのまあるいビー玉が
私のてのひらで回っている
くるくる   くるくる
回っている

私のてのひらは
だんだんくすぐったくなっていく
そして  あたたかくなっていく

くるくる  くるくる  回す
なつかしい思い出が
いっぱい   そこにうつる

笑ったこと
遊んだこと
歩いたこと
見つけたこと
話したこと
怒ってしまったこと
泣けてきたこと
手をつないだこと
読んだこと
そうして
歌ったこと

まだまだ   いっぱい   そこにうつる

君たちと過ごした1年間の思い出は
回しても   回しても
いくつも   いくつも
そこに見えてくる

このきれいなビー玉は
私のたからもの
君たちとの1年間が
こんなにとうめいで  
まあるい結晶になってくれたから
ちゃんと
ポケットにしまって
また   歩き出すことにしよう



今日『じゃあね』を歌っている自分を
その頃は想像すらできませんでした


これから
サークルの皆さんと二部合唱で練習していけることを楽しみにしています♪





                                 ほととぎす
一花に幾何学見えし杜鵑
                                  アマンバ









何者に吸い寄せられし秋の雲
                                        アマンバ