「たまちゃんのおつかい便」著者:森沢明夫さんを読みました。
過疎地で買い物難民と呼ばれる高齢者のために、おつかい便を始めた、たまちゃんのお話。随所に共感ポイントがありました。
大学を辞めておつかい便を始める気になった玉ちゃんの言葉
「人生の「小さな冒険」に踏み出せない人って、 「勇気」が足りないんじゃなくて、本当はきっと
「遊び心」がちょった足りないだけなんだよね。」
そっかあ、人生に遊び心があると楽しくなるんだろうなあ。。。
そんなたまちゃんでも、おつかい便に悩んだりした時の、静子ばあちゃんの言葉
人に期待する前に、まずは自分に期待すること。で、期待にこたえられるように頑張ること。 人にするのは感謝だけでいいんだよ。
最近、人は変わらない、自分とは違う人を、ふ~ん、そういうのもあるねと思えるようになりました。えっつ?遅っ!って感じですが
おつかい便を始めるのに、販売用の車をペイントしたり加工して作ってくれた、親友の整備工の壮介、本当はアート系の仕事がしたいけど、家業をつがねば父親が一人になるので、人生の冒険に踏み出せずにいる。相談をうけた友達のマッキーの答えは
「両得、したらどうかな。」
お家の仕事をつづけながら、アートもやればいい。おつかい便のようなアートな車の仕事もやればいい!単純な答えやなあ~って最初は思いましたが、人生、どちらかしか答えがないって決めつけてなくてもいいんだってちょっと、拍子抜けでした。「両得」っていい言葉だな
おつかい便を続けていく中で、悲しいことがあり、途中、泣きそうでした。その時、あかされた、たまちゃんの父の座右の銘。
人生、何があってもいい気分
「いつだって気分のいいことしか考えねえし、いい気分になる行動しかとんないって決めてんの。」
人生のつらい時にそんなポジティブな発想が出来るの~泣けてくるほど、優しい考えのお父さんでした。
そういえば、皆さん、人生の座右の銘ってありますか?
私も特にこれと言って無いなあと思いましたが、無理やり、言うなら、
「おてんとう様は見ている」ですかね
まあ、ズルはしないというか、真面目しかとりえがない私は、コツコツ生きてればきっと、報われるって信じてるとこあります。いや、でも、もう少し、遊び心、取り入れていきたいです!