「拳の先」 著者:角田光代さんを読みました。
努力の代表の立花と若き天才ボクサーの岸本、二人を取材する空也、同じジムに通う、学校でいじめられっ子のノンちゃんのお話。
努力と天才とどっちが勝つか。これはよくある話ですが、興味があります。
努力の人、立花のトレーナーの言葉
なぜそのトレーニングを、なぜ四でもなく六でもなく五セットやるのかとは訊かない、訊く前にやってる。5セットって言ってるのに10セットも15セットもやる。
トレーナー曰く、そういうおかしな人って素直なんだそうな。
そういう素直な人は、上位にいくんだそうな。けど、そこから先に行くのは難しいそうな・・。
う~ん、努力で行けるところは限界があるって普通すぎる話やん!
努力の人に夢をくださいって思いながら読みました
試合に負けて階級を一つ下に変える立花に、学校から逃げたいけど逃げられない、いじめられっ子のノンちゃんは「逃げるのか?」と問う。
「逃げる」っていう否定的なことを「新しい自分の居場所を見つけにいく」って答える立花。
う~ん、考えさせられました!
私は逃げたいって言うと大げさですが、変えたいと思うことは仕事です。
辛いとか全然、ありません。慣れた職場でありがたいのですが、この先、何も変化がない、ただ、漫然とこれで人生終わるのか~と思えてきて、テンション下がる時があります
でも、仕事はそう、あるもんじゃないし、実家に帰る必要性が度々、出てくるこれから、転職は・・・。「新しい居場所」って言葉やチャレンジする人を見ると、つい、考えてしまうんですね。
最後は、「逃げ方」が大事、結局、強くなればいいんだって思える希望が持てる終わり方でした
![笑い泣き](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/015.png)
![えーん](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/018.png)
夫には、不器用すぎて「あなたの人生、これからも苦戦すると思う・・。」って言われた
あはは、大ボケも料理も苦難は続くそうです・・・。私も強く生きていかねばです!
頑張れ!日本