ネットで知って、タイトルで読みたくなった本があったので図書館に借りに行きました。
ついでに色々見てたら楽しくなり、数冊借りました。
絵本って私が昔読んだものは、これでもか、これでもかと試練がやってきて、最後、ドッカン!(こんな単純じゃないのかな。。)みたいなストーリーが多かった記憶です。もっと、ほかのストーリー展開あるよねって思って、色々探し中です。今日見つけた本3冊
これが、いわゆる、これでもかパターンもので、今日の3冊の中では一番、好きだった!
最後にはお皿を洗うんですが、ゆるーい展開で良かったな。
でも、ネットの感想とか調べると、読んだ後の感想は違うもんだなと。私は、最後まで皿をほっといても、いつかその時がくればやるんや、おおらかにいこうっていう話と思いましたが、これを読んで、きちんとその都度洗わなきゃって思った人もいるみたいで。。色んなとらえ方が出来るのが深い絵本なのか
2 クマと森のピアノ
俵 万智さんって訳もされるんですね。ピアノが出てくるからこれは表紙見て借りました!
すごく絵も美しくてストーリーがあって泣けるお話。森の中で弾くピアノっていうのが、アニメの「ピアノの森」(めっちゃ、好きでした~)も思い出させるような。 都会にでてピアニストとしての名声も得たクマさんが森に戻ってくるって話なんですが・・・。なぜ、都会から森(地方)に戻ってこようと思ったの?っていう動機が弱いという感じが残念でした。絵本にはそこまでいらないのか?
関西にいた頃は意識したことありませんが、地方にいると「地方アイデンディテイ」の意識が強くなる?全国放送で山梨が取り上げられてたら嬉しいとか、あの有名人は山梨出身!とか、めっちゃ意識しちゃう私です。
地方に移り住む人とか増えたら嬉しいなと思う反面、なかなかコロナぐらいでは移住は進まんでしょって思ってます。なんで、大都市に出て名声も仕事もあって、森=地方に帰る理由!読み進むとわかるけど、思い立った理由をもっと掘り下げてほしかったなあ(笑)。森のピアノの音色は都会の音色とは違うんだ~!とか。。。あ、逆にこってりしたお話になるかな
3 お月さんのシャーベット
オオカミとか出てくる動物の絵のタッチがラフスケッチみたいな鉛筆画みたいなので、すごい好みだったなあ。他の物は写実的だったり、光に関しては写真?と思わせるような、それぞれ異質な画風が組合わさり、斬新だなあと。
さりげなく温暖化問題も匂わせつつ、想像力の世界が半端なく広がる。