私が単身赴任してから、妻に催促されていたお祭り。

私も、良く理解しておらず、わかっておらず、半分は興味がなかった。

 

昨年は7月末に実施され、馬までもが熱中症で死んでしまったということで、

今年から新たに5月開催と日程が改められ、昨日までの土日に開催された。

 

ま、詳細は、ここのオフィシャルを見れば良くわかるのですけど…

 

 

 

なにせ、乗り気でなかったこともあり(妻には申し訳ないが)、

事前の準備が全くできてなかったこともあり、

「とりあえず行ってみよう!」と行ってきた。

 

 

すると、すると…

思ってた以上に歴史も深く、迫力もあり、爽快であり、心にしみたのです。

 

まずは、場内への入場。

1時間たっても行列は切れず、淡々と入場していく。

落ち着かない馬や、おとなしい馬など、手綱さばきが素晴らしい。

入場前には、口上が告げられ、

「ここに、集結する!」と入場。

 

入場すると、こんなに広い。

ここに約350騎っていったかな? 集結したそうです。

これはなかなか圧巻ですよ。

 

最初は、甲冑競馬。

見た通り、甲冑を着た武将たちが、馬を操り競馬する。

旗がなびいているから、風を切る音がすさまじい。

土を蹴る響きと、風を切る旗の音が場内を興奮させますね。

最初のレースで圧倒されましたよ。

 

そして、1等をとって…

 

 

そして次が、神旗争奪戦。

高く打ち上げられた神旗を騎馬武者たちが奪い合う。

2mくらいあるのかなぁ? 1回に2旗が打ち上げられ、風になびきながら落下する。

当日は南風が強く、会場の左から右へ流れていく感じかな。

 

その着地点を予測して、馬を巧みに操り、落下点へ。

落ちてくるのを見事に空中キャッチするのが一番カッコいいけど、

着地したものを拾い上げるのもまた大変な技のようだ。

ホコリまみれの中での、争奪戦だ。

 

初めて行ったから、何時に行って、どこで何を見ると良いのかサッパリ。

でも、今回行ったことで、何時ころにどこに行けば良いのかが分かったぞ。

 

それに、会社の先輩は、本会場はもう飽きた。と。

それぞれの郷の出陣式が、厳かで心にしみわたる。と言っていた。

今回のを教訓に、来年はもうちょっと利口に観戦してみたいと思う。

 

一夜明けた本日は、相馬の博物館に行ってみた。
すると、この相馬野馬追の歴史などが展示されており、理解を深めることができた。
こんなに歴史と伝統と、それを守ろうとする人たちがいることが良くわかりました。
何ごとも、事前の調査は必要だなと痛感したところです。

 

あ、妻とのことはなにも記載しなかったけど、

土曜日から今日のお昼過ぎまで、仲良く過ごせましたよ。

野馬追に満足して帰っていきました。