とある日の事です。
その日娘さんは休みでした。
「あんたお盆休みいつから」と梅さん。
「14日だけよ」と娘さん。
「それはあんたの休みでしょ」
「店の休みよ」と梅さん。
「だから、14日だけ」と娘さん。
「そんな事無いでしょう」
「お盆は地獄の釜だって休むのよ」と梅さん。
店が休みなら娘さんも休みになります。この時点で梅さんの言ってる事が❓でした。
梅さんは自分の言っている事のつじつまが合っていない事に全く気づいていません。
暫くして。
「お中元を買いに行って来る」と梅さん。
お中元は8月の初めに発送済です。
梅さんはお中元を送った事を忘れています。ので、毎日の様にお中元を買いに行こうとします。
娘さんが慌てて止めました。
が。
娘さんが目を離した隙に梅さんが出て行ってしまいました。
行き先は近所の海産物のお店です。
ここでお中元を買っています。
「休みだったわ」
「お盆の稼ぎ時に何で休むのかしら」と梅さん。
《地獄の釜も休み》では無かったのか。
梅さんは基本的に自分の都合最優先の人です。
娘さんからすれば毎度の事です。
が。
この日。
この《お盆休み》と《お中元》のやり取りを3度も繰り返す事になりました。
流石に疲れます。
『梅さんの居ない所へ行きたい』
切実に思う娘さんでした。
トホホ。