とある日の事にございます。


「お豆さんの家の近くにスーパーって有る?」


シフト交代時にお局様が聞いて参りましたにございます。


その日は《週末に大寒波襲来》と言われていた木曜日でございました。


お豆の奉公先は大きめのスーパーの敷地内(駐車場)にございます。

つまり、目の前にスーパーがあります。

そして、お豆は週5でシフトに入っており、その週末もシフトに入っておりました。

スーパーも休むとは考えられません。


「近くにですか」

「こじんまりしたのがありますけど」


質問の意図がいまひとつ分からず、ボンヤリとお豆。


「良いなぁ」

「私は近くに無いから」

「イチイチ車出すの面倒なのよね」とお局様。


寒波の為に買いだめをしたい様にございます。


「お豆さんは買いだめしないの」とお局様。


「買いだめはして無いです」

「あちらもございますし➰」とスーパーを手で指しながらお豆。


「そうね」と気の無い答えをし「仕事帰りに買い物するの」とお局様。


「そうですね」とお豆。

「そうなのね」と妙にトーンダウンしてお局様。


どうやら、お局様は目の前のスーパーで買い物をされない様にございます(理由はわかりませんが)。


「この際、あちらで買い物されてはいかがですか」とスーパーを指しながらお豆。


「そうね」とやはり気乗りしないご様子のお局様。


「仕方ないから明日、買いだめに行くわ」とお局様は帰って行かれました。


どうでも良い事ではございますが。


お豆はお局様は何故《目の前にスーパーがあるのに行かないのか》が気になりました。


次の日。


お豆は遅番で出勤して来た店長に聞いてみました。


「そうなの」

「なんでかしらね」

「何か、買い物しづらい事でもあるのかしら」と店長。


「何かありそうですね」

「ムフフ」とお豆。


「ね➰ッ」と店長。


本当にどうでも良い事ですが。

何かありそうな臭いを感じる2人でございました。


ちなみに。

その日、お豆が目の前のスーパーへ買い物に行くと。

お肉の棚が殆ど空っぽでした。

買いだめされた様にございました。


トホホ。


そして。


ムフフ🫣

とある日の事にございます。


「こんなの恥ずかしいんだけど」


とお客様がそっとセーターを出しましたにございます。


超高級品とまでは言えませんが、デパートの平場(壁沿いでは無い売り場)で売られてそうなお品でございました。


何が何故?恥ずかしいのか。

お豆には良くわかりませんでしたので、あえて何も言いませんでした。


《お豆は洗濯屋さんで奉公しております。》


「こんなの家で洗えば良いのだけどウールだから」


と何処か言い訳の様にお客様はおっしゃいます。


そして。


「こんなのにも、これは使えるかしら」と。


半額の割り引き券を出されました。


「はい。お使い頂けます」

「お預かりします」とお豆。


お豆がセーターの洗濯表示を見ようと手を伸ばすと。


「あらぁ」

「安物だから、恥ずかしいわ」と。


お客様がセーターを隠す様にご自分の方へ引き戻そうとなさいます。


「洗濯表示を見させて頂けますか」

「カシミヤなどは洗い方やお値段が違います」

「カシミヤは割り引き除外になりますので」とお豆。


「あっ」

「洗濯表示ね」とお客様。


セーターから手を離してくださいました。


割り引き価格《カシミヤではありませんでした》でのお支払を頂き、受付は終了しました。


一旦、帰りかけたお客様が振り返えりおっしゃられましたにございます。


「丁寧に洗ってくれるわよね」

「お高い物だから」と。


えっ👀⁉


『安物』っておっしゃてませんでしたか?


どうやら、お豆はお客様の対応を間違えた(承認欲求にお答えする事が出来なかった)様にございます。


なかなかに深い世界を垣間見た思いのお豆にございました。


お豆はまだまだ修行が足りないやも知れません。


トホホ。

とある日の事です。


その日は年明け初めてのゴミの日でした。


梅さんはゴミ出しに燃えています。以前は見向きもしなかったのですが昨年の春頃から、さも『私の仕事』と言わんばかりに率先し行く様になりました。


娘さんがゴミ袋を束ねていると。


「今日はこれだけ」

「あれは?」とプラゴミを目で指します。


「今日はこれだけ」

「あれは今日じゃないわよ」と娘さん。


梅さんは、イソイソとゴミ袋を手に出て行きました。


梅さんはゴミ出しに行くとなかなか戻って来ません。


同年代の近所のご婦人と立ち話をしている様です(その人が娘さんに話してました)。


この後。


娘さんは梅さんの帰りを待って、食品スーパーへ行きました。


娘さんがスーパーから戻ると。


プラゴミがなくなっていました。


「プラゴミは?」と娘さん。

「捨てて来たよ」と得意気に梅さん。


「今日じゃないよ」と焦る娘さん。


娘さんは慌てて、ゴミ置き場へプラゴミを回収に行きました。


が。


残っていませんでした。


どうやら。


梅さんがプラゴミを持って行った時に丁度、回収車が来て回収員さんに手渡したらしいのです。


回収員さんは中身を良く見ていなかったのか、年始めだから大目に見てくれたのか。


「『今日じゃない』って言ったでしょ」

「余計な事しないでよ」と娘さん。


「持って行ってくれたんだから、いいじゃない」と面倒臭そうに梅さん。


梅さんは気を利かせたつもりなので、全く反省の色がありません。


娘さんが『今日じゃない』と言った事も忘れています。


そして。


娘さんの注意を聞こう(聞こえていない)としません。


《問題について話し合う》と言う事を拒みます。

《問題について考える》という事が出来なくなている様です。


娘さんの言葉を遮りる様に。


「そんな難しい事、分からないわよ」と言います。


「何が難しいの?」

「本当にもう」

「余計なことしないでよ」と娘さん。


梅さんは無反応です。


「聞いてる」と大きな声で娘さん。


「聞こえない」とニンマリ笑う梅さん。


たかがゴミ、されどゴミ。

娘さんはルールを守ってキチンとしたいのです。

しかも、梅さんのルール違反は娘さんのペナルティ(ゴミチェックに燃えるご婦人が噂を流す)になります。


『たまったもんじゃ無い』のです。


新年早々、底無し沼に足を取られた様な恐怖を感じる娘さんでした。

娘さんの堪忍袋のひもが切れかけています。


トホホ。