常識を疑えI
って、良く聞く言葉ですよねI 業界の常識に考えが縛られると、融通がきかなくなる事とかもあると思います。
今日はそんな業界の常識~能登編~についてメスを入れたいと思います(笑)
※メスを入れるって大げさな・・・(笑)
能登はハッキリ言って田舎です(キッパリ)
しかも、変化を嫌う保守的な面もあります。他と違うのはダメやI みたいな・・・
ですので、住宅を建てる時は柱の太さが12cm(4寸)なけななりません。って感じなんです。(こちらの言葉で 12cmじゃないとダメ という意味です。)確かに10.5cmの柱は12cmのに比べるとめっちゃ貧弱に見えます。たかが1.5cmしか違わないんですけどねI 人間の目とは不思議なものですI
では、10.5cmだと、12cmに比べると強度が落ちるのかI というと、一概には Yes とは言えません。(まぁ構造計算上、少しは変わるでしょうけど・・・・)
むしろ、Yes どころか 「そんなに変わらなんじゃねI」 っていうのが実務レベルでの正直な感想です。
では、どうして10.5cmを使わないのかI
これはボクらの考え方なので、他社さんはどうか分からないのですが、結論から先に言うと、そんなに金額が変わらないから12cmを使っている。っていうのが実情です。
もちろん、柱の材木代は変わりますよ。細くなっている分安くなります。でもね、トータルで考えるとそんなに変わらないんですI 何故かI
ボクらは現在、柱に直接内壁や外壁を張っています。(これを直張り工法といいます)
柱に直接張るには、面を合わせないといけません。(同じ大きさなら通りが通るでしょI)
それに対して、柱の寸法が違うと外壁面が凸凹になるので、外壁を施工するのに下地が必要になってきます。(分かりますかI)
ちょっと分かりづらいですけど、なんとなく分かりますよね。 ← 強引に納得させる(笑)
すると、12cmの時は不要だった、下地材の料金、大工さんの下地施工手間賃が発生してくるんです。(通りを合わせるのに、どうしても必要になります。) だから、手間のかからない12cmと比べると、そんなに変わらない・・・という訳I
これが理由でボクらは 12cmの柱 を標準採用していますI
昔ながらの大工さんは、10.5cmの柱使う会社なんて、ロクな会社じゃねーーーーI って言う方もいらっしゃると思いますけど、今はしっかり木材加工会社(プレカット会社)が構造計算した上で材料を出荷するので、安心して採用できますよI
※当社は標準採用ではありませんけどねI
っていう消費者の不安解消ブログでした
では、皆様良い休日を~
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