今まで得たものを失ったとしても、それはマイナスではなく、プラスがゼロになっただけのことだと思えばいいんです。



人は地位、財産、愛情、賞賛などを求め、ゴテゴテと自分が得たものを飾りつけようとします。




生きるのにたいして必要でないものまでせっせとため込もうとして、そしてそれらを決して手放すまいと執着してしまいます。


「欲」自体を持とうとするのは悪いことではないのですが、それが行き過ぎると褒められたものでもありません。


そうした「欲」によって喜びも得られますが、また「欲」によって苦しめられもするということを理解するべきなんです。


自分の「欲」を満たしていたものを失ったからといって、重大な価値が損なわれたかのように悲嘆することはありません。





損なわれたのは、自分本位な「欲」、ただそれだけなんです。

いろんな「欲」を捨て去って、丸裸にされて、はじめて自分の人間としての価値が問われるような気がします。