人生には悩みごとが多いものです。



でも、悩む価値のある悩みとそうでない悩みとを分ければ、悩みはずいぶんと減るものです。


たとえば、
「他人に嫌なことを言われた」
「他人が私の言うことを聞いてくれない」
「他人が私を大事にしてくれない」
などというのは、あまり悩む価値のない悩みです。


これは、悩みというよりも、ただの不満であり愚痴ではないでしょうか。



他人が何を考え、どう生きるかは、他人の自由です。



それらは他人の問題であり、自分の問題ではありません。


悩む価値のある悩みは、
「ふたつの選択肢のうち、どちらを選ぶのがよいか」
「どうすればうまくできるか」
「事態を改善するために、自分は何をすべきか」
などです。



自分のことについて悩めばいいし、それで十分なんです。


他人を変えることに労力を費やしていては時間の無駄です。



自分の幸せのためにもっと時間を使ってほしいものです。