心が傷つきやすい人は、痛みに弱いと思うんです。
ちょっとした痛みでも、心の中で大騒ぎしたり、耐えられない人が多いものです。
そして、嫌なことが一つでもあると生活に悪影響がでてしまうんです。
たとえば、やるべきことをやらなかったり、悪い気分に流されて悪いことをしてしまったりして、次の問題を引き起こしてしまうこともあります。
悩みや問題があってもそれなりに幸せに普通に暮らす
ことが大切だと思うんです。
痛みに強い人は多少痛くても普通に生活できるものです。
痛みに弱い理由として考えられるのは、恐れすぎだと思うんです。
何かを恐れる気持ちが強いと、そのことに敏感になるものです。
だから、少しでも心が痛むと「大変だ、大変だ」と思ってしまうんです。
痛みに弱い人は、傷つくことを恐れて臆病になってしまいます。
傷つく恐れがあるようなことは、たとえそれが、幸せになる可能性があることでも、初めから避けてしまったりします。
傷つくことを恐れて何もしなければ、傷つかない術を身につけることも、痛みに強くなることもできません。
逆に、ますます痛みに弱くなってしまうと思うんです。
「心が痛むことはあるもの」「痛みには多少の我慢も必要」と覚悟するだけで、少しは痛みに強くなれると思います。
そして、それは自分を大切にすることでもあると思います。