いつも他人に対して不平や不満ばかり言っている人は、他人に振り回されている人だと言えます。



「こんなことを言われた」「こんなことをされた」などと、他人の言動にいちいち腹を立てていては、まったくキリがありません。



「自分はこうしたいのに、なかなかできない」と、自分のことで悩むのはとても良いことですし、悩みがなければ成長もありません。


でも他人に「こんなことをされた」というのは、自分の問題ではなく、他人の問題です。




他人の問題をいくら気にしても、自分のためにはなりません。


それに、いちいち他人の問題をあげつらう人は、向上心がありませんし、自分の欠点は棚に上げてしまうものです。



世の中には、他人が傷つくようなことを平気で言う人はいます。



自分の周りだけでなく、誰の近くにも平等にたくさんいるものです。



また、愚痴をこぼさず、いつも笑顔で明るく生きている人もたくさんいます。



だから、他人の言動でストレスを溜めるか、溜めないかは、周りの環境ではないんです。



自分の心の持ち方で決まるんです。



光は暗闇を照らすことはできますが、暗闇が光を消し去ることはできません。



暗闇とは、単に「光がない状態」のことです。実体のない暗闇というものが、光を奪うことはできません。



明るい人は、暗い人から悪い影響などまったく受けないのです。



人間としての価値は、「ひとりの人にどう扱われるか」によって決まってしまうほど、ちっぽけなものではありません。



自分自身と向き合うだけで、他人に対しては、親切や気遣いに感謝だけすれば良いんです