他人に対する怒りは、ほとんどの場合が「自分が認めたくない感情」を隠そうとすることです。
「恥」「嫉妬」「罪悪感」「敗北感」「自己嫌悪」などです。
自分を好きな人や自分の人生を楽しんでいる人は、他人の言動にいちいち目くじらを立てたりしません。
怒りを感じたときは、自分に正直にこう問いかけてみてはどうですか?
「私は、いったい何を隠そうとしているのか」
自分では弱みを隠しているつもりでも、他人にはきっと見破られているに違いないのです。
自分の中のみにくい感情に対する扱い方は二通りしかありません。
1、はっきりと認めて、向き合う
2、ごまかそうとして、陰で笑い者にされる
上記のどちらかです。隠し通すことなどできないのです。
自分の弱さを認めることは、恥ずかしいことではありません。
弱さを認めまいとして強がることのほうが、何倍も恥ずかしいことなんです。