人生には、「流れがどう動くのかを待つ」「時期を待つ」「人の行動を待つ」「チャンスが来るのを待つ」「物事が変わるのを待つ」「人とのタイミングが合うのを待つ」という転機になるような「待つ」があります。

待つ」っていうのは受け身に思えるのですが、実はかなり積極的なことなんです。
というのは、私自身はすぐに考えて結論を出して動くのが好きなので、仕事でも恋愛でも「待つ」ということにかなり苦労してきました。
だから、待つことができれば、人生の中でプラスになることが多いんじゃないかと思うんです。

待つ」といってもずっとそのことを考えていなくてもいいんです。

ある問題の解決策が浮かばなかったり、時期が合わなかったりしたら、頭の片隅に止めておき忘れてしまえばいいんです。
そうすると、いつのまにか流れがその「時」を教えてくれるのです。


きっと、忘れていたとしても、頭の片隅にあるので、アンテナに引っかかるんです。

そして、「今が時期だ」と教えてくれるんです。

また、喧嘩をしても「時間が解決してくれる」というように、「待つ」ことでお互いが自分と向き合う時間が取れることで、本当の「大切なこと」に気付くと思うんです。

無理をしたり、強引に行動したり、頑張りすぎた時にプラスに動くことはあまりありません。
それよりは、「待つ」方が、物事が自然の流れに従ってうまく動いてくれます。

特に恋愛では、何かすれ違いが多くなったら一旦そこから離れて「待つ」が大切です。想いが強ければ強いほど「待つ」ことは苦痛なのですが、今はそのことを考えずに、目の前のことを一生懸命頑張り、積極的に「待つ」ことが幸せに繋がっていくような気がします。