私のコンサルティングメニューのひとつに「QSCチェック」があります。
これは飲食店の基本であるQ(品質)S(接客応対)C(清潔さ)の状態を減点方式で審査するというものです。
でも飲食店を経営している経営者や店長が近隣の競合店を視察する際にこのやり方ではいけないんです。
同業の視察ではその店の「良いところ」のみを探すことが大切です。
人間は粗探しが得意で良い店に対する嫉妬心もあって悪い部分を見つけようとするものです。
でも視察でそれをしたところで自己満足するだけです。
「良いところ」を見つけるのは意外と大変でなかなか出てこないものです。
でも競合店の「良いところ」を謙虚な気持ちで見つけて、それを自分の店で生かすことでお店や経営者自身がさらに成長できるのではないでしょうか。