「誰だ・・・」
その声は暗く、きいたことがあるような・・・。
「なんだ君か、こんにちは。」
それは、今朝宿屋にいた、クライドという男だ。
「あ、こんにちは。」
「それより君なんでこんなところに?」
「ん?」
ココロ・・・この人の心が見えない・・。なんでだ?いつもならこの腕輪のおかげで見えるのに。
「どうした?」
「いや・・・なんでもない。」
シェミルはカチューシャのリボンを直している。
「いくぞ・・シェミル。」
「うん・・。」
螺旋階段を上る2人にクライドはなにかをつける。
その瞬間、城は変形する。
「っ?・・・・。」
なんだ・・・?。
「人間実験台確保命令作動」
「なんだそれ!?。くそ・・・・。」
「開始まで残り8時間・・・。」
城は光出す。このままだと町が危ない。
「くっそ!」
ジェミニは走り出す。シェミルの手を引きながら。
「ねえ!どうなっちゃうの?!」
ジェミニは何も言わない。
「確保、2つの生命反応」
「くそじゃまだ!どけ!」
腕輪はいままでにない光り方をみせる。赤い紅の輝き。
「いや・・・3つの生命反応が・」
サイファーはいいかけた瞬間、1人の残像が。
「ジェミニがもう1人・・・・。」
「くうっ!・・。」
ジェミニは汗が滝のように出る。
「双子・・・・?」
そして、あの男は。
「明日で終わりだ。」
5につずく・・・