ジェミニの背後にいるもう一人のジェミニは、青く残像のように動き出す。
『く、、』
右手にあったはずの腕輪が左にある。
その、腕輪は金に輝き、新たな剣を創作する。それはみたことのないような輝き。
「ジェミニ?」
『大丈夫だ、あっちにいるおれはいま死んでいる。』
「ええっ!?」
ジェミニは歩き出し、サイファーの顔面めがけて、
『かわいそうに・・。』
サイファーの体ははじけとんだ。
赤い肉片は心臓だろうか、かつては人間だったのに。
『こんな姿に・・・。』
ジェミニの拳に力が入る。
ジェミニはフッと姿を消し、もとに戻る。
「痛い・・・。く・・・。なにがおこったんだ?。」
覚えていない、あの時と同じだ。
腕輪は右に戻り、通常の光を発する。
「早くもどんないと・・・、町のみんなが・・、痛。」
「大丈夫?」
シェミルはジェミニの手を引く。
ああ、なんて暖かいんだ。これが人の温もり・・・。
「長い間人にさわってなかったもんなあ。」
ジェミニたちは螺旋階段を下りる。
扉の前にきた。
「くそ・・こんな体じゃ開けれねえよ。」
ジェミニは思い出した。
「裏口!」
シェミルの手を引き、ジェミニは裏口へと、走る。
「よし!いくぞ!」
扉を開ける。
すると、見たこともない町の姿。
「なんだこれ・・・。」
「こんなの私がうまれたまちじゃない!」
それはアクセルオックスによって、捕獲しやすいように改造された町の姿。
「くそ、、、」
「残り時間2時間」
6につずく・・・・