里見八犬伝 | 寝る前のキルがルール

寝る前のキルがルール

俺のガン見に誰も気づかない。

みんな大好き角川映画。
昭和最後とも言える謎のパワーが大爆発。

剛力彩芽など比較に成らない角川の薬師丸ひろ子超絶ゴリ推しの中間点。
この作品ですら中間点とかどんだけ…。

そして角川アクション映画といえばJAC(ジャパンアクションクラブ)
この作品は特にJAC濃度が濃いめだ。

真田広之をスターにしようという思惑がもう隠しきれてなくてハミ出している。
それまで角川映画で主役を張りまくっていた千葉真一が一歩引いた感じで脇にいる事がどこか不自然だったけど真田を男にしたい千葉真一の親心は伝わってきた。
実際に真田は後年ハリウッドで活躍するスターになったのだからある程度この試みは成功している。時間かかったけど。

そういうわけで薬師丸ひろ子と真田広之をゴリ推すための作品でもあるのだけれど、そんな作品でまさかこの二人の長めの濡れ場がブッこまれるとは驚愕である。

当時、薬師丸ひろ子は18歳ぐらいでまだバリバリの未成年アイドル。
裸での絡みではなくムーディーな音楽にのせて口をパクパクさせるイメージ濡れ場だが「昭和すげぇ!」と思わずにはいられなかった。

ちなみに敵役の夏木マリはサービスヌードを披露している。
当時30歳ぐらいだがお美しい。
大スクリーンで見れた人はよかったですね。


血の池がよくお似合い(*^▽^*)

本当にくだらないと思うかも知れないけれどオッパイ出したりする事は地味に重要で小栗旬の『ルパン三世』でも不二子がオッパイ出してたら評価がもう少し上がってたと思う。
「オッパイが見れた」ってだけで満足できたりするんですよ男は。

子供も容赦なくヒドい目にあったりエログロが全体にちりばめられてたりするので誰にでもオススメできるものでは無いけれど映画的なサービスは満載だと思う。

京本政樹の美剣士とかドンピシャで良かったなぁ。
最期は改造美女軍団と戦って果てるとか「わかってる」と思った。