今回はセントレアから山東省に就航している2路線を使って煙台を観光してみます。まず、4月30日より新規就航した青島航空を利用して、青島に向かいます。高速鉄道で煙台に行き、観光したのち、中国東方航空で煙台からセントレアへ戻ってくる行程です。







 セントレア就航の山東省路線を使って煙台を観光してみる



セントレアをホームとする私としては、青島航空の青島線、中国東方航空の煙台線の両方を使って山東省を周遊してみたいと考えました。煙台市は住みやすい都市ランキングで常に上位に入ります。一体どんな街なんでしょうか。




青島航空 セントレア-青島

青島航空は山東省青島を拠点とするエアラインで、昨年より関西空港にも就航しています。中国国内線は70路線あまり。国際線(港澳台含む)はソウル、済州島、関西、セントレア、クアラルンプール、バンコク、香港線です。機材はA320、A320neo、A321のみで、合わせて38機保有する小さなエアライン。元は民間企業だったようですが、2020年より青島市の投資会社が全額出資する国有企業となっているようです。



【青島=セントレア線 運航スケジュール】 
QW9909便:青島(12時10分発)→セントレア(15時55分着)月・水・金・日曜日 

QW9910便:セントレア(16時45分発)→青島(18時45分着)月・水・金・日曜日







中国東方航空 煙台-セントレア

セントレアから煙台経由・太原行きの中国東方航空フライトがありましたが、残念ながら2025年4月より煙台止まりとなってしまいました。2月に利用した時は、搭乗者がわずか30名程度。路線の維持はかなり厳しいと感じましたが、とりあえず煙台止まりでも残ってくれて良かったです。前回は乗継利用でしたが、今回は煙台をゆっくり旅してみます。



【煙台=セントレア線 運航スケジュール】 
MU5073便:煙台(14時45分発)→セントレア(18時15分着)火・木・日曜日 

MU5074便:セントレア(19時15分発)→煙台(21時15分着)火・木・日曜日







航空チケットの費用について

有給が1日しか取れなかったので、2泊3日の強行日程です。QW9910 セントレア→青島、MU5073 煙台→セントレアで、サーチャージや諸税込みで28,220円でした。ご存知の方も多いでしょうが、こういった行きと帰りが違う路線だったり、エアラインが違っても、別々に取るより周遊検索で買った方が安くなることも多いです。別々に検索して買ってしまいそうな行程でも、まずは周遊検索をオススメします。




注)実際の発券は複数発券(航空券番号が違う)です。航空券としては別々に予約するのと変わりませんが、価格は安くなりました。









違う都市だから、違うエアラインだからと別々に買ってしまったら…19,650円+14,710円=34,360円でした。つまり、全く同じフライトなのに6,000円も変わってきます。まずは周遊検索!!












 山東省の煙台市とは



煙台市(えんたい, 烟台 YanTai)は、山東半島の北部に位置しており渤海と黄海に面しています。面積は13,746平方キロメートル(福島県とほぼ同じ)、  人口は2024年の常住人口は約703万人(埼玉県や愛知県よりやや少ない) です。長い歴史を持つ港を持ち、避暑地としても有名です。中国でも初期に対外開放され沿岸都市のひとつ。セントレアと福岡から直行便が出ており、2025年7月からは成田便も開設予定なのでますます行きやすくなりますね。中国の住みやすい都市ランキングで、常に上位に入る煙台市を全力で観光してこようと思います!!



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